最新の不動産マーケット視点、エスティマーケットレポート2025年6月号の配信開始

不動産業界の未来を探る「エスティマーケットレポート」

株式会社estieが2025年6月号の「エスティマーケットレポート」を発表し、都心部のオフィス市場における重要な動向を明らかにしました。本レポートでは、千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区のいわゆる都心5区を中心にオフィス物件の需要と供給のバランスについて探究しています。

都心5区の現状

2025年5月におけるデータでは、都心5区の募集終了面積が前月から21.0%増加し、103,674坪に達しました。一方、募集面積ストックは542,909坪で前月比2.7%減少するという結果が出ました。特に新宿区は新築ビルの供給が増えており、いち早く需要に応える形で市場が活性化しているようです。

サブマーケットの詳細

注目すべきは「日本橋・八重洲・京橋」と「市谷・神楽坂」という2つのサブマーケットです。前者では総貸付可能面積が453,475坪に対し、募集終了面積が19,037坪と、募集面積が高い水準で維持されています。また、市谷・神楽坂エリアにおいては、総貸付可能面積74,015坪のうち2,574坪の募集終了面積が確認され、こちらも同比率が3%から4%となっており、非常に強い需要を示唆しています。

「エスティマーケットレポート」を読んでみよう

このレポートは、以下のような方々に特にお勧めです。

- 都心のサブマーケットについて詳しく知りたい経営者や投資家。
- 実際のデータを通じて賃貸オフィス不動産の需給動向を把握したい方。

レポートを閲覧したい方は、公式ウェブサイトからダウンロードできますので、ぜひ目的に応じて利用してみてください。

estie マーケット調査の魅力

「estie マーケット調査」は、業界最大級のデータ基盤を有し、全国のオフィス賃貸市場に必要な情報を網羅しています。大手デベロッパーの多くに利用されており、全国8万棟・40万フロア以上の建物情報を提供。さらに500万坪の募集情報や24万件の賃料情報など、多岐にわたるデータが揃っています。これにより不動産事業者は、データを基にした合理的な意思決定が可能となります。