茨城ワインイベント
2018-02-20 11:49:09

茨城ワインの魅力を発信するイベントが六本木で初開催

茨城ワインの新たな一歩



2018年2月15日、東京都六本木で「いばらきワインにふれる会」が盛況のうちに開催されました。このイベントは、茨城県内のワイン産業を振興するために設立された「いばらきワイン産業連絡協議会」が主催し、都内で初めて行われました。

茨城県は、歴史的にワインに適した気候と土壌を有し、100年以上前からワイン用ぶどうの栽培が行われています。しかし、他のワイン産地に比べて知名度は低く、開催されたこのイベントでは茨城のワインの魅力を広く伝えることが重要な目的となりました。会場には、目標を超える60名のマスコミ、バイヤー、フードビジネスの関係者が集まり、ワインへの関心の高さを示していました。

県知事のサプライズ登場



イベントの冒頭でいばらきワイン産業連絡協議会の会長、西村勝夫氏が挨拶し、茨城のワインづくりが進化していることを力説。続けて、茨城県知事の大井川和彦氏がサプライズで登場し、「茨城県には素晴らしいワインが多くあるので、ぜひその美味しさを体験していただきたい」と熱いスピーチを行いました。

ワインの魅力を紹介



その後、協議会副会長の宮本紘太郎氏が日本のワイン市場の現状や各事業者の紹介を行いました。参加者たちは、茨城で作られたワインの多彩な種類を試飲し、驚きの声を上げていました。

特に印象的だったのは、13種類のワインが揃い、それぞれ異なる魅力を放っていた点です。参加者たちは、新しいワイナリーから出されたワインの美味しさに感動し、茨城のワインに対する期待が高まりました。

辰巳琢郎氏のトークショー



イベントの最後には、特別ゲストとして俳優の辰巳琢郎さんが登場し、ワイン愛好家としての視点からトークショーを開催。辰巳さんは「日本ワインは輸入ワインが多いが、日本で育ったぶどうを使った日本ワインをもっと飲んでほしい」と述べ、茨城のワインが将来的に山梨、長野のような主要な産地になる可能性を予測しました。彼はまた、東京から近い茨城の距離的な利点を強調し、参加者と交流しながらワインの楽しさを伝えました。

未来への期待



「いばらきワインにふれる会」は、初開催ということもあって茨城ワインへの新たな関心を呼び起こし、充実した内容で幕を閉じました。茨城のワイン産業はこれからどのように発展していくのか、その行く先に大きな期待が寄せられています。今後も地域を超えた連携を通じて、茨城のワイン文化を広めていく取り組みが続けられることを願っています。

会社情報

会社名
いばらきワイン産業連絡協議会
住所
茨城県水戸市桜川2-2-35茨城県産業会館8階 茨城県中小企業団体中央会内
電話番号
029-224-8030

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。