株式会社TOKIUM、新機能を発表
最近、環境問題がますます深刻化しています。企業が持続可能な事業運営を目指す中で、CO2排出量の把握は重要な課題となっています。特に、従業員の出張時におけるCO2の排出量を正確に算定することは、企業の温室効果ガス排出量(Scope3)を評価・開示する上で欠かせません。これを受け、株式会社TOKIUMは、経費精算サービス「TOKIUM経費精算」の「分析レポート」オプションにおいて、出張によるCO2排出量を自動で算定できる機能を新たに追加しました。
新サービスの背景
国際的な環境意識の高まりを受け、日本では2027年3月期から一部上場企業にCO2の排出量開示が義務化される見込みです。特に、時価総額3兆円を超えるプライム市場に上場する約70社は、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量を報告しなければなりません。このような中で、出張時のCO2排出量を算定することが企業にとって不可欠になってきました。
出張データから移動経路を特定し、CO2排出量を算定する作業は、煩雑さが伴い、多くの企業が頭を悩ませていました。そこで、TOKIUMはデジタルシフトを進め、新機能を開発することを決定しました。
サービスの詳細
「分析レポート」オプションの新機能では、従業員の出張におけるCO2排出量を表示するダッシュボードが追加されました。これは、TOKIUM経費精算内に蓄積された交通費データを基に、自動でCO2排出量を算定する仕組みです。さらに、このデータは年度別や部署別にまとめることが可能です。
この機能により、企業はより精度の高い排出量の算定が可能となり、その結果として業務の効率化が実現します。手動でデータを収集・加工する手間が省かれることで、企業は他の重要な業務に専念できるようになります。
TOKIUMの企業情報
株式会社TOKIUMは、2012年に設立され、東京都中央区に本社を置いています。代表取締役の黒﨑賢一氏のもと、経費精算や請求書管理などを手がける経理AIエージェントを提供しています。特に経費精算クラウド「TOKIUM経費精算」は、多くの企業から支持を受けています。具体的には以下のようなサービスを展開しています。
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このように、TOKIUMは多様なサービスを通じて、企業の経理業務を支援しつつ、環境問題に対する取り組みも強化しています。企業が持続可能な成長を遂げる中で、TOKIUMの新機能は大いに役立つことでしょう。