次世代の業務効率化を実現する「Claudio Neo」
株式会社クラウディオは、2025年6月17日に新しいERPソリューション「Claudio Neo」を正式に提供開始します。このソリューションは、従来のERPの課題を克服し、業務改善アプリとローコード開発を支持することで、企業が自社の業務に最適な形で利用できるような新しいアプローチを実現します。
「Claudio Neo」の目的と背景
従来のERP導入は、業務要件を先に全て定義してからシステムを選定する「Fit&Gap」型が主流でした。これは特に中堅・中小企業にとっては多大な負担となり、運用時に実際の業務に合わないケースがよく見られました。
さらに、多機能を謳う安価な業務プランを選択した場合でも、適切に使いこなせずに現場での運用に課題を抱えることがよくありました。そのため、高額な費用をかけたのにもかかわらず、機能の一部しか使用されず、保守コストが無駄になってしまうこともあります。このような問題を解決するために、クラウディオは新たな試験提供を行い、現場からのフィードバックをもとに「Claudio Neo」を発展させてきました。
運用に適した「Claudio Neo」の特長
「Claudio Neo」は、アジャイル開発、クラウド環境、生成AIといった先進的な技術を融合させており、運用の柔軟性を追求した次世代のERPソリューションです。初期導入時の負担を軽減しつつ、実際の運用中にもスムーズに進化できる設計がなされています。導入時からエンジニアの支援を受けられるため、企業は自身の業務に合ったアプリを自ら簡単に構築し、改善を重ねていくことが可能です。これは市民開発と呼ばれる手法で、専門的な知識がない業務現場の従業員でも利用できる形を取っています。
新たに導入されるアドオンパック
「Claudio Neo」はさらに多様性を持たせるために、「アドオンパック」というオプション機能を新たに準備しました。これは、業務ニーズに応じて機能を選択できる数量パックの形式で提供されます。たとえば、Microsoft 365との連携から、独自機能の追加、さらには外部システムとの接続まで対応が可能です。これにより、企業は必要な機能を必要な分だけ導入できるため、コスト管理もしやすくなります。
価格の透明性と今後の展望
基本的な導入プランも明確に設定されており、従業員数に応じた初期導入費と月額費用が案内されています。この価格体系は中堅・中小企業に対しても透明性を持たせ、導入の際の選択肢を広げています。
今後「Claudio Neo」は、アドオン機能のさらなる拡充や生成AIとの統合強化により、真の業務改善プラットフォームとしてさらに進化していくことが期待されています。
代表のメッセージ
代表取締役会長の石川正明氏は、「ERPのハードルを下げ、日本の業務DXを前進させるために、Claudio Neoは開発されました」と述べています。業務改善を外注する時代から、企業自身がその改善に取り組む時代へと変わっていくことを信じているというメッセージには、同社の未来に向けた強い意志が反映されています。「Claudio Neo」を通じて、企業に自身の変革能力を授けることを目指すその取り組みは、多くの業界に利便性をもたらすことでしょう。
案件の導入が進むことによって、日本全体の業務改善にも大きく寄与していくことでしょう。