国産フェイスシールドを届ける新たな挑戦
環境に優しい製品を求める声が高まる中、国産のフェイスシールドを製造するプロジェクトが進行しています。この取り組みの主な目的は、家庭や医療機関に必要とされる安心感を提供し、同時に寄付活動を推進することです。プロジェクトの中心には、実際に家族を守るための手段を模索している社員の声があります。
フェイスシールドの重要性
フェイスシールドは、外部からの飛沫を防ぐだけでなく、目鼻口の粘膜を守る重要な役割を果たします。特に家族が同居している家庭にとって、ウイルス感染を防ぐための効果的な手段となります。これにより、気軽に家族同士のコミュニケーションを楽しみながら、互いの健康を気づかうことができます。最近では、家庭での使用も広がってきており、安心して日常生活を送れるポイントとなっています。
社員の声から生まれたアイデア
このプロジェクトの発端は、社員からのつぶやきでした。「大切な両親と一緒に暮らす中、くしゃみやせきに対する配慮をどうにか形にできないか?」という声に対して、製品開発チームは真剣に向き合いました。その結果、フェイスシールドの製造が決まりました。これは、両親や家族を守りたいという気持ちが具体的な形として具現化されたものです。
製品仕様と製造プロセス
製造されるフェイスシールドの仕様は以下の通りです。
- - 材料:PET(ポリエチレンテレフタレート樹脂)、厚さは0.2mm
- - 黒ゴム紐の幅は12mm
- - 供給力:完成品は月産40,000枚、需要に応じて製造力を拡大可能
- - 透明シールドのみであれば月産320,000枚の生産が可能です。
製造に際しては、ニューヨーク大学や世界中のデザイナーが関わる「Open Face PPE Project」のオープンソースを活用しています。この取り組みの確認により、品質と安全基準が確保されています。
寄付活動の拡大
さらに、このプロジェクトでは寄付の輪を広げることも重要な使命として掲げています。自治体や医療機関、生活維持のための施設には50枚セットのフェイスシールドが提供されており、これを通じて積極的な寄付活動を促進しています。
株式会社ヤマジが製造したフェイスシールドはすでに多くの自治体や医療機関に採用されており、寄付品としての採用も実績があります。寄付に対する信頼性も高まっています。
全国への広がり
この取り組みの成功には、皆さんの協力が不可欠です。リターンを受け取った後は、自分の手で寄付を行い、全国にその輪を広げていくことを目指しています。小さな行動が、より多くの人の安全を守る大きな力になると信じています。
今後もこのプロジェクトは、家族や地域社会を守るために邁進していくことでしょう。