KABU&モバイルの利用者評価とサービス改善の可能性
株式会社IoTコンサルティングが運営するメディア『ロケホン』では、格安SIMサービス『KABU&モバイル』の利用者に対して満足度調査を実施しました。調査対象は38名と少数ながらも、実ユーザーの生の声からサービスの初期評価を把握し、今後の課題を明らかにしました。
調査の概要
今回の調査は、KABU&モバイルのサービス開始から間もない期間に行われました。アンケートを通じて契約理由や手続きの満足度、利用状況などを広範囲にわたって集計・分析しています。対象となった38名は、インターネットアンケートを基に選ばれ、年代は20代から60代以上まで幅広く含まれています。
ユーザー層の特徴
調査によると、KABU&モバイルの利用者は30〜40代が約71.1%を占めており、主に価格と品質を重視する実務的な世代からの支持が強いことが分かりました。また、回答者には男性が24名、女性が14名含まれ、男性ユーザーが圧倒的多数という結果です。
契約理由
ユーザーに何が契約へと駆り立てたのか、その理由を聞きました。最も多かった理由は「料金の安さ」で、15名がこれを挙げました。続いて「通信速度の安定性」が11名、「特典の魅力」が9名となっています。特に「株式付与」という独自の特典が契約動機の約4分の1を占めており、他社との差別化に寄与しています。
利用プランの選択
利用者に現在のプランを尋ねたところ、主に3GBから10GBプランを選んでいることが分かりました。特に5GBプランを選んでいるユーザーが12名で、全体の76%が中容量プランを選ぶ結果となりました。これは、SNSや動画視聴など一般的な使用において、コストパフォーマンスの良い選択と考えられます。
契約方法と手続き
契約方法については、新規契約が23名に対し、MNP転入が15名という結果でした。開通までの時間に関しては、ほとんどのユーザーが6時間以内に開通できるというスムーズなプロセスを経験しています。
満足度の評価
契約手続きについては、約9割のユーザーが「簡単」と回答し、特にオンライン申し込みの分かりやすさが高く評価されました。一方で、サポート対応の迅速化や設定手順の案内に関しては改善の余地があるとの意見も見られました。デジタルリテラシーに差のあるユーザーにも配慮したサポート体制が今後の課題です。
まとめ
KABU&モバイルは、基本性能の「料金の安さ」と「通信速度の安定性」といった重要なポイントで高い評価を得ています。また、ユニークなサービス特典も競争力を高めています。今後は、より幅広いユーザーに対応するためのサポート体制の強化に期待が寄せられます。ロケホンでは、今後もスマホや格安SIMに関する正確な情報を提供していく予定です。
詳しい調査結果については、
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