株式会社アーキテクト・ディベロッパーがCO2排出量の見える化に挑む新たな取り組み

株式会社アーキテクト・ディベロッパー（ADI）は、東京都中央区銀座を拠点に、急速に進展する不動産業界のカーボンニュートラルに向けての取り組みを強化しています。特に最近、顧客のニーズの変化に応じて、環境への配慮を一層重要視する姿勢が見られます。そこにアスエネ株式会社の支援を受けて、鉄骨造の賃貸住宅を対象とし、建物のライフサイクル全体におけるカーボンフットプリント（CFP）の算出に着手しました。この活動により、CO2排出量の見える化を実現し、企業の社会的責任を果たすための第一歩を踏み出しています。

カーボンニュートラルへの取り組み

2050年を視野に入れ、多くの企業が持続可能な経営方針を求められる中、ADIは環境負荷を低減するためにエネルギーの効率的な利用とCO2排出量の管理を重視しています。今回の取り組みは、アスエネが提供している脱炭素・ESG経営支援を得て、建築物のライフサイクル全体にわたりCO2排出量の見える化を行うことにあります。

具体的には、原材料の調達から廃棄、リサイクルに至るまで、各過程でのCO2排出量を算出し、分析することで、各フェーズにおける排出量削減の可能性を見出すことを目指しています。この過程で得られたデータをもとに、実効性のある削減策を導入することが期待されています。

環境への責任

ADIは、この取り組みを可能な限り効果的に進めることで、カーボンニュートラルの実現に寄与したい考えです。「美しい暮らし方を住まいから」という企業理念のもと、豊かで持続可能な未来に向けての取組は、今後の不動産業界における模範例となることが期待されています。

また、アスエネは、CO2排出量の見える化と削減に関するクラウドサービス「ASUENE」を展開しており、企業のESG評価や人材のキャリア支援サービスも提供しています。これにより、持続可能な経営を実現するための強力なツールを提供し、企業が効率的に脱炭素を進められるようサポートしています。