株式会社しまむらが、10月27日から11月11日の期間中、全国に展開する900箇所の店舗で衣料品回収を実施します。この取り組みは、2014年に開始したもので、これまでに累計170トン以上の衣料品が集められています。
衣料品回収の目的
しまむらグループは、ESGの観点から「商品廃棄ゼロ」を掲げています。商品を最後の一枚まで販売し、余剰在庫の廃棄を行わないことに注力しています。この流れを受けて、不要になった衣料品を回収することで、お客様と共に持続可能な未来に向かっています。回収された衣料品は、リエコサイクルとリユースを推進するサービスを通じて、新たな価値へと変わります。
仕組みと手順
今回は「リサイクル」に加え新たに「リユース」の仕組みを導入し、衣料品回収のプロセスを強化しました。回収された衣料品は、株式会社ECOMMITが運営する循環センターに集められます。専門職が商品状態や素材ごとに選別し、リユース品として国内外での再販売や再生利用が行われます。
- - リユース: 株式会社ECOMMITの資源循環サービス「PASSTO」を通じて、リユース品が流通します。これにより、まだ使用可能な衣料品が新たな持ち主の元で再利用されます。
- - リサイクル: 「MUDA ZERO」プロジェクトを通じて、衣料品から新たな素材へと生まれ変わります。再生された糸を使用した商品は、2025年度からしまむらでの販売を予定しています。
注意事項
衣料品の持ち込み時には、事前に洗濯を行い、貴重品が入っていないか確認が必要です。また、汚れや濡れた状態のものは回収できませんのでご注意ください。持ち込まれた衣料品の返却はできませんので、十分なご確認をお願いします。
参加店舗の検索
衣料品回収を実施する店舗については、公式サイトから簡単に検索が可能です。近くの店舗を見つけて、ぜひご協力ください。衣料品を通して、共に環境に配慮したサステナブルな未来を築いていきましょう。
しまむらグループの取り組みの一環として
この取り組みは「しまエコ」と呼ばれる、環境への意識を高めるための活動の一部です。ゴミの削減や資源の再利用、環境に優しい商品開発など、幅広いサステナビリティ活動を展開しています。この活動を通して、しまむらは持続可能な社会の実現に向けて、企業理念に基づいた行動をしていきます。
● 詳細な情報については公式サイトをご覧ください。
https://www.shimamura.gr.jp/sustainability/goodcompany.html