株式会社コウェルとLIFULL Tech Malaysiaの新たな提携
2025年12月1日、株式会社コウェル(以下、コウェル)は、LIFULLグループの一員であるLIFULL Tech Malaysia Sdn. Bhd.(以下、LFTM)との業務提携を正式に発表しました。この提携は、コウェルのエンジニアリング能力のさらなる向上を目指し、より多様な顧客ニーズに応えるための動きです。両社は、強力な技術連携を通じて、次世代のソフトウェア開発とAI技術の進化を加速させる狙いがあります。
背景と提携の意義
コウェルは、日本とベトナムを中心にグローバルな開発体制を築き上げ、Webシステム、EC、業務システム、そしてアプリケーション開発まで幅広い分野で企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進してきました。一方で、LFTMはマレーシアを拠点にし、高度な開発力とAI技術を持ち合わせる企業ですが、外部プロジェクトの経験を拡大することが成長の課題として挙げられていました。この提携により、コウェルはLFTMの技術とリソースを活用することで、ますます複雑化する開発ニーズに柔軟に対応し、LFTMは実践経験を増やしつつ成長を図ることができるのです。
主なサポート内容
提携の具体的な内容としては、以下のような点が挙げられます:
- - LFTMが持つAI分野における専門知識と開発力を、コウェルのプロジェクトに反映し、設計から開発、さらには品質向上までを支援します。
- - 生成AI技術を導入し、開発効率を向上させるだけでなく、新しい価値を創出します。
- - 日本、ベトナム、マレーシアが一体となった柔軟で競争力のあるグローバル開発体制を整備します。
今後の展望
この提携を通じて、コウェルはお客様が抱える多種多様な課題に対して、質の高い最新のソリューションの提供を加速します。また、LFTMにとっては、外部プロジェクトの参加を通じてさらなる技術向上と成長のチャンスが広がります。両社は持続的な技術協力を通じて、価値提供と事業の成長を共に目指すことを誓っています。
代表者のコメント
コウェルの代表取締役社長CEO、天野信之氏は、提携の意義について次のように述べています。「LIFULL Tech Malaysiaとの提携により、当社のグローバル開発体制はさらに強化されます。LFTMのAI技術と開発力を取り込み、開発効率と品質を向上させるだけでなく、新たな価値提供を実現します。今後も両社の協働を通じて、最先端のソリューション創出を加速させます。」
LIFULL Tech Malaysiaの代表、松尾直幸氏も、提携に対する期待を語っており、「マレーシアという多様な環境で磨いてきた開発力とAI技術を、コウェルの開発支援に活かし、品質向上や新たな価値創出に貢献したい」と話しています。このような両社の強いコミットメントが、今後の成長を支える重要な要素となるでしょう。
企業情報
- - 株式会社コウェル:グローバルエンジニアリング事業を展開し、ECソリューションやソフトウェアテストサービスを提供。約350名のスタッフがベトナムにて運営する開発拠点を含め、国内外で技術力を発揮しています。
- - LIFULL Tech Malaysia Sdn. Bhd.:マレーシアを拠点に、ソフトウェア開発とAI技術研究を行い、グローバルな開発支援を目指しています。