仙台の未来を担う若者たちへ、街の課題をワクワクするチャンスに変える特別なプログラムが今年も始動します。「仙台まちづくり若者ラボ2025」は、18歳からおよそ30歳までの若い世代が、自分たちの住む街・働く街・学ぶ街を「自分ごと」として捉え、能動的に参画していくための実践的な場です。単なる座学ではなく、テーマ設定からワークショップ、そして地域でのフィールドワークまで、一連のプロセスを通じて、具体的なアイデアを形にし、実行していく力を育みます。
現在、令和7年度の活動を共にする意欲あるメンバーを募集中です。仙台市に居住、通勤、または通学している方が対象で、定員は約40名。応募者多数の場合は抽選となるため、興味がある方は早めの申し込みが肝心です。募集期間は5月19日(月)から6月16日(月)までとなっており、申込みは専用のオンラインサービスから簡単に行えます。
活動の第一歩となる第1回ワークショップは、6月29日(日)の午後1時から仙臺緑彩館にて開催されます。ここから、参加者それぞれの「まちづくり」が本格的にスタートします。
昨年度は18歳から33歳までの幅広い年齢層から、学生28名、社会人14名が参加し、活発な議論と実践が繰り広げられました。過去の活動の様子は、仙台市の公式ホームページはもちろん、「せんだいTube」やインスタグラムアカウント「Teamマチカツ!【仙台市】」でも紹介されており、参加を検討する上で貴重な情報源となるでしょう。
このラボが提供する価値は、単にまちづくりに参加する機会に留まりません。過去の参加者からは、感動と成長の声が多数寄せられています。ある学生は「参加して仙台市がもっと好きになれた。半年間で自分自身の成長も感じられた」と語り、また別の学生は「チームとのかけがえのない思い出ができた。困難を乗り越える過程も大切な記憶」と、共に活動する仲間との絆の深さを強調しています。社会人の参加者からは、「仕事や家庭で忙しい中で、地域に関わる貴重な機会。学生と社会人、双方の視点から地域を考えることは非常に有意義だった」という声や、「参加前は不安だったが、サポート体制が充実しており、多様な価値観に触れ、とても楽しい」といった、充実感と学びの喜びが伝わってきます。
地域の未来を自らの手で切り開きたい、新しい仲間と出会い、自己成長のきっかけを掴みたい――そんな熱い思いを抱く若者にとって、「仙台まちづくり若者ラボ2025」はまたとないチャンスです。あなたのアイデアと行動が、仙台の新たな魅力となり、地域をさらに輝かせる原動力となるかもしれません。この貴重な機会を活かし、仙台の「ワクワク」を共に創造してみませんか。興味を持たれた方は、ぜひこの一歩を踏み出してみてください。