民泊開業を支援する「民泊カレッジ」開校へ
2025年6月、株式会社エアロスペースによって「民泊カレッジ」が開校します。この伴走型の民泊開業スクールは、民泊経営を目指す初心者向けに設計されたもので、地域の空き家や古民家を活用した宿泊事業の推進を目指します。民泊の可能性が広がるなか、企業はインバウンド需要の高まりや地域の価値向上を背景に、民泊開業に興味がある方々に必要な知識とスキルを提供することを目的としています。
開校の背景
日本には現在、利用されていない空き家が385万戸存在し、これは深刻な社会問題となっています。一方で、訪日外国人の旅行者数は2025年3月に過去最高となり、インバウンド需要が右肩上がりに増加しています。このような背景の中、民泊への需要も高まっていますが、開業に際しては多くの課題が存在し、撤退を余儀なくされる事例も多く見受けられます。
この現状を受け、初心者でも安心して学べる環境を整えた「民泊カレッジ」が設立されました。ここでは、持続可能な運営と地域貢献を学びながら、収益を上げるための実践的な方法が身につけられます。
民泊カレッジの特徴
「民泊カレッジ」は、知識ゼロからでも始められる実践型のカリキュラムを提供します。受講者は、オンラインでの講義だけでなく、月1回のスペシャル講座に参加しながら開業から運営に至るまでを学べる機会があります。特に、地域との共存や国際交流を意識した内容で、実際の現場に役立つスキルを重視しています。
業界のトップリーダーから直接指導を受け、成功する運営のノウハウを習得できる環境が整っています。
第1期生の募集情報
「民泊カレッジ」第1期生は、2025年4月25日から募集が開始されます。受講開始は6月15日からで、期間は6か月間です。受講形式は、月2回のオンライン講義と月1回のスペシャル講座となっています。定員は10名の少人数制で、受講費用は330,000円(税込)の入学金と月額33,000円(税込)と設定されています。申し込みは公式サイトの相談フォームより行えます。
カリキュラム内容
カリキュラムは多岐にわたります。以下のようなトピックスが含まれ、卒業後すぐに実践できる知識を習得できます。
1. 民泊のブランディングと戦略立案
2. ビジネス管理(事業計画・予算管理)
3. ゲスト対応とサービス向上
4. 施設管理とセキュリティ
5. IT技術とデジタルマーケティング
また、地域社会との連携や観光推進に関する講座も設けられており、実践的なプロジェクトを通してスキルを磨くことができます。
校長のコメント
校長を務める川久保文佳氏は「民泊カレッジの設立は、民泊分野の人材を育て、日本の魅力を発信していくための第一歩です」と語ります。柔軟で高い志を持った人材を育成し、社会に貢献できる人材を輩出することを目指しています。
株式会社エアロスペースについて
「空き家から始まる、地域の未来づくりを全国に。」を理念に掲げる株式会社エアロスペースは、空き家や古民家の活用を通じて地域の再生と経済活性化に努めています。宿泊業に関するコンサルティングや運営支援など、幅広いサービスを展開しています。これまでの経験を踏まえ、民泊カレッジを通じて多くの人々に民泊事業の魅力を伝えていきたいと考えています。
お問い合わせ
民泊カレッジに関するお問い合わせは、株式会社エアロスペースの広報担当まで。公式サイトやSNSでも最新情報を発信していますので、ぜひご確認ください。