ラトビア共和国のリガ出身の人気インディーロックバンド「カーニバル・ユース」が、ついに日本での初公演を盛大に行います。彼らは、神戸での「関西ミュージック・カンファレンス」に出演するほか、東京や大阪でもライブを予定しています。公演日程は以下の通りです。
- - 10月6日(日): 神戸・VARIT.(関西ミュージック・カンファレンス)
- - 10月8日(火): 大阪・Hard Rain
- - 10月10日(木): 東京・Ruby Room(Berlin Night)
カーニバル・ユースは、2011年に結成され、高揚感にあふれたメロディとポジティブなエネルギーを融合させた音楽で多くのファンを魅了しています。彼らの最新シングル「Empire Of Temptations」は、リズミカルなサウンドを特徴としており、これまでのスタイルに新たな進化をもたらしました。ドラムとボーカルを担当するエミルス・カウペルスは、この変化について次のように話しています。「パンデミックから立ち直り、今や40年目になります。音楽の世界ではほんの一粒かもしれませんが、我々にとっては重要な節目となります。」
新曲「Empire Of Temptations」のミュージックビデオは、バンドのメンバー自らが制作しました。ギターとボーカルを担当するエドガルス・カウペルスが監督を務め、キーボードのロバーツ・ヴァナクスが編集を手掛けています。エミルスは撮影中にフルマラソンの距離を走ったというエピソードもあり、その努力が視覚的にも強く表現されています。
エドガルスは、ビデオの初期コンセプトを全員で構想し、責任分担が良い結果を生むことを理解したと語ります。彼は「楽曲の躍動感に合わせて、ビジュアルも同様にダイナミックに仕上げたかった」と語り、全体にわたってランニングを組み込む形で構成されています。また、棒高跳びを取り入れることで、無目的に見えるランニングに目標感を与えています。
ロバーツは、このビデオが現代生活の慌ただしさを映し出しているとし、個々の解釈に任せています。「棒高跳び選手が日常から飛び立ち、驚異的な空間を生み出す姿は、多くの人々が心の中でそれぞれの目的を見出せるきっかけになるでしょう。」
「カーニバル・ユース」は、エドガルスとエミルスの双子兄弟を中心に、ロバーツとクリスティアンスの4人組で構成されており、2014年にはデビューアルバム『No Clouds Allowed』を発表。その後も、数枚のオリジナルアルバムをリリースし続け、ラトビア全土で幅広い活動を展開してきました。2020年には、映画音楽のコンサートプログラムを開始し、国内外で多くのファンを魅了しています。
この貴重な機会に、ぜひカーニバル・ユースのライブを体感してください!
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