82歳の小説家、津田三紀夫氏の挑戦
2024年2月、82歳の高齢で小説家デビューを果たした津田三紀夫氏。その経歴は実に多彩であり、56年にわたるビジネス人生を経て、小説執筆の道に踏み出しました。デビュー作「砂金は消えた!」を皮切りに、続編「サイコパスの罠」をリリースし、今や彼は新たな挑戦に向けてクラウドファンディングをスタートさせています。
津田三紀夫氏の背景
東京都で生まれ育った津田氏は、早稲田大学を卒業後、大手生命保険会社に勤務。その後、経営コンサルタントとして独立し、ビジネスの最前線で活躍してきました。これまでの経験をもとに執筆された作品は、ビジネス界の知識を活かした長編経済サスペンス小説です。また、82歳という高齢でのデビューは、AIによる調査結果からも日本最高齢とのことです。
クラウドファンディングのスタート
2025年4月16日から5月31日まで、「津田三紀夫プロジェクト」のクラウドファンディングが「CAMPFIRE」にて実施されます。目標金額は200万円で、資金は主に広告や宣伝費用に使用されます。今までは全く宣伝活動を行っていなかったため、今回の活動は彼の作品が広く知られるきっかけとなるでしょう。
読者からの評価と今後の展望
既に出版された二作品は、読者から高い評価を受けています。多くの方から次回作を期待されており、津田氏は体力・脳力ともに元気なことから、さらなる創作活動を宣言しています。彼の目指すは、3年以内に長編5作、短編10作の出版です。特に電子出版に力を入れ、読書文化の衰退を食い止める役割を果たしたいと考えています。
小説文化を守るための挑戦
出版不況が続く中で、読書離れも深刻な問題となっています。電車内で本を読んでいる人は高齢者がほとんどで、若い世代はスマホやゲームに夢中です。津田氏は小説という文化を守り続けるための挑戦が、未来における人々の生活の質向上に寄与すると信じています。彼の作品には、現実を基にした虚構が描かれており、小説を通じて世相を伝えることができると力強く語ります。
終わりに
津田三紀夫氏のクラウドファンディングは、ただの資金集めにとどまらず、彼の挑戦の一環として広がりを見せることを期待しています。日々進化するIT技術の中、彼の作品がどのように受け入れられていくのか注目が集まります。特に「読書ファン」の皆様の応援は、彼の創作活動を支える大きな力となるでしょう。クラウドファンディングや新作の情報は、公式サイトで随時更新されていく予定ですので、ぜひチェックしてみてください。津田氏の小説が未来の文化として引き継がれていくことを願っています。