子どもと一緒に自然を探求！日野用水の魅力とは

夏休み！親子で調べよう日野用水イベント

この夏、親子で楽しむ特別なイベントが開催されます。日野宿発見隊が主催する「夏休み！親子で調べよう日野用水」は、7月19日（土）の午前9時から11時まで、新東光寺地区センター前にて行われます。このイベントは、地域の魅力を再発見するための素晴らしい機会です。

日野用水は、多摩川から取水され、1567年に開削された歴史ある水路です。なんと455年以上もの間、流れ続けてきたこの用水は、日野市の田畑を潤し、「多摩の米蔵」としての役割を果たしてきました。また、幕末には新選組を支えるための財力を支えていたとも言われています。現在、日本の水田は少なくなりましたが、日野用水の周辺は自然の生き物の宝庫です。時折、鮎の姿も見かけることができるため、子どもたちにとっては自然を間近で感じられる貴重な体験となります。

イベントでは、地域の自然を探求しながら、保護者と子どもたちが一緒に魚や虫を捕まえます。捕まえた生き物の種類や生態を、事前に用意された図鑑を使いながら調べることで、親子での協力体験が生まれるでしょう。また、参加者同士の交流を通じて、地域への愛着も深まります。

日野宿発見隊は、地域住民を中心にした市民団体で、地域の魅力を発信する活動を行っています。事務局は、日野図書館が担当しており、地域文化の継承と発展を目的として、様々なイベントや活動を企画しています。

今年も多くの参加希望者が見込まれ、人気のイベントとなっています。参加は先着10組という限定となっていますので、興味のある方はお早めにお申し込みください。親子での素敵な思い出作りと共に、日野の魅力を再発見するチャンスです。