AIプラットフォームに新機能・データ活用を加速
AIデータ活用プラットフォーム「QuickThinker」は、ATIRO株式会社が提供しており、最近新たにETL機能が追加されました。この機能は、株式会社スリーシェイクのデータ連携ツール「Reckoner」が標準装備されていることで実現しました。これにより、企業は複雑で分散化したデータの収集や統合を容易に行えるようになりました。
ETL機能の追加による利点
多くの企業がデータ活用やデータドリブン経営を進める中で、直面するのがデータの収集や統合の難しさです。新機能の追加により、QuickThinkerはノーコードで簡単に各種業務SaaSやデータ基盤からデータを収集・加工・統合できるようになります。これまで必要だった外部ツールや追加の開発が不要となるため、企業は手間を大幅に削減することができます。
主な機能
新たに搭載されたReckonerは、以下のような優れた機能を提供します:
- - 多様なデータソース対応:100以上のデータソースにアクセスが可能で、主要なクラウドサービスやデータベース、ファイル形式にも対応。
- - ビジュアルワークフロー設計:ドラッグ&ドロップで視覚的に複雑なデータ処理をデザイン。
- - データ品質管理:自動的なデータクレンジング、異常値検出、そして整合性チェック機能を搭載し、データの品質を保ちます。
- - スケーラビリティ:データ量の変化に応じてリソースが自動的に最適化され、効率的に運用できます。
QuickThinkerの機能
、QuickThinker自体にも多くの便利な機能があります。自社のデータウェアハウスと簡単に連携できる操作性や、リレーションシップを自動的に処理する機能、さらには高品質なレポートが生成できる点が評価されています。また、日本語対応も行われており、グラフ生成の際に日本語フォントを使用することができます。さらに、セキュリティにも配慮され、2段階認証やIP制限などの設定が可能です。
Reckonerの特長
「Reckoner」は、データの集約や加工、連携をコード不要で簡単に実行できるクラウド型サービスです。マウス操作の簡単なステップでデータを連携できるため、現場でのデータ活用を促進し、データの民主化を実現します。また、kintoneやSalesforce、Google BigQuery、SmartHRなど、さまざまなSaaSとの連携を通じて、データ運用の効率化と効果的なデータ活用を支援します。
今後の展望
ATIRO株式会社とスリーシェイクは、今後も「QuickThinker」と「Reckoner」を通じて、企業の業務改善やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に尽力していく予定です。データの集約・加工・活用のプロセスを簡素化し、より多くの企業がデータをフル活用できるようサポートしていきます。