三笠の綿花収穫祭
2022-10-14 15:28:35
靴下メーカー三笠、自社栽培綿花収穫祭開催!綿花から靴下まで一貫生産へ
靴下メーカー「三笠」が綿花栽培から靴下まで一貫生産へ!初の収穫祭開催
横浜の靴下メーカー「三笠」が、奈良県大和高田市の新工場隣接地で栽培している綿花の収穫祭を10月22日(土)に開催します。
同社は、2024年に完成予定の新工場隣接地で、靴下の原料となる綿花の栽培をスタートしました。5月に種まきした綿花は順調に生育し、収穫を迎えました。
今回の収穫祭では、参加者の方々に綿花の収穫体験や、綿から糸にする工程の説明などが行われます。また、NPO法人ペットチャルカの講師による糸を紡ぐ作業の実演や、靴下のはぎれを再利用したアクセサリー作品の紹介なども予定されています。
なぜ靴下メーカーが綿花を栽培するのか?
アパレル業界では、製品メーカーが原料の開発を行うことは非常に稀です。しかし、三笠は、綿花栽培から靴下製造までを一貫生産することで、以下のことを目指しています。
持続可能な産業活性化: 大量消費社会における環境負荷の低減
地域産業の活性化: 国内生産の増加と地域雇用創出
* 製品へのこだわり: 自社栽培の綿花を使った高品質な製品の開発
将来は奈良県内で素材から編み上げまで完結
三笠は、今後開発されるいくつかの製品に、自社栽培の綿花から作られた糸を使用する予定です。
将来的には、奈良県内で素材から編み上げまでのすべてを賄える靴下を販売することを目指しています。これにより、流通に関わる輸送費やエネルギー消費を抑え、環境負荷の低い製品を生み出すことが期待されています。
三笠の取り組みがアパレル業界に新たな風を吹き込む
三笠の綿花栽培から靴下製造までを一貫生産する取り組みは、アパレル業界に新たな風を吹き込むものとして注目されています。
同社の挑戦は、持続可能な社会の実現に向けて、多くの企業にインスピレーションを与えるものと言えるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社三笠
- 住所
- 横浜市港南区日野南3-2-71横浜市港南区日野南3-2-71
- 電話番号
-
045-831-7011