A芸グランプリ2025 開催レポート
子どもたちの演技力や個性、表現力を競うオーディションイベント「A芸グランプリ2025」が、8月2日に武蔵野公会堂で開催されました。このイベントは、オンライン演技スクール「ACT芸能進学校(A芸)」が主催しています。
このグランプリは、将来俳優を目指す子どもや若者たちにとって重要な場であり、様々な感情を表現する機会として位置付けられているのです。特に今年のテーマ「喜怒哀楽」に沿った演技が求められ、ファイナリストたちはその感情をいかに巧みに表現するかに挑みました。
ファイナリストの挑戦
7月に行われた2ndステージを勝ち抜いたファイナリストたちが集まり、パフォーマンスを披露しました。総勢9名、うち6名は会場、3名はオンラインでの参加でした。審査員には映画監督や俳優たちが名を連ねて、各パフォーマンスを見守りました。
出場者は4つの課題に取り組みました。
1.
自己PR では、特技や個性をアピール。
2.
一人芝居 では、悲しみまたは怒りの感情を表現。
3.
3人〜4人の芝居 において、「喜び」や「楽しい」の部分を中心に、アドリブも交えた演技が求められました。
4.
エチュード では、与えられたお題に即興で応じるパフォーマンスが必要でした。
受賞者の喜び
最終的に、横須賀京香さんと山田萌羽さんが一般部門でグランプリを受賞しその場の歓声を浴びました。彼女たちはそれぞれの個性を存分に発揮し、観客を魅了しました。
横須賀さんは、「俳優は技術だけではなく感性を持つことが最も重要」と語り、「この賞は新たなスタート地点であり、これからもっと深い演技を追求していく」と思いを述べました。
山田さんも、「自分が選ばれるはずがないと思っていたが、審査員の方々に感謝しています。他のファイナリストから学んだことが多く、これから成長して行きたい」と意気込んでいました。
審査員からの評価
また、準グランプリに輝いた京野璃乃さんは、オンライン参加での不利を感じつつも、自身の演技に満足できない悔しさを口にしました。このように、参加者全員が自分の限界に挑戦する機会となったことが感じられました。
イベントの盛り上がり
このイベントでは、初めてお笑いコンビがMCを務め、会場は大いに盛り上がりました。ACT芸能進学校は、今後も新しい試みを取り入れながら、子どもたちや若手俳優たちの挑戦を応援し続ける考えを持っています。
毎年行われるこのグランプリ。次回もたくさんの子どもたちが挑戦し、素晴らしい才能を披露してくれることを期待しています。
ワークショップと次回のイベント
また、夏休みには福祉をテーマにした映画制作ワークショップも計画されています。10月生の募集も行っており、オープンスクールも定期的に開かれています。
子どもたちの未来を育むこの素晴らしい活動を、ぜひ一緒に応援していのいかがでしょうか。