台湾で伝える鶴岡市の魅力と冬の観光プロモーションの成果

台湾での鶴岡市プロモーションの詳細

2025年6月30日から7月4日、一般社団法人DEGAM鶴岡ツーリズムビューローは、山形県鶴岡市の冬季観光を目的としたプロモーションを台湾で実施しました。この取り組みは、台湾の旅行会社との連携を強化し、地域の魅力を直接伝えることを目指しています。

協力企業と参加者の紹介

鶴岡市内の観光・宿泊事業者から構成される10社に、隣接する酒田市の観光団体2社が加わり、一体となって現地プロモーションを展開しました。商談会には、台湾の旅行会社45社が参加し、多くの具体的な反響が寄せられました。

プロモーション活動の内容

プロモーション期間中、具体的には以下のような多様な取り組みが行われました：

- 台湾の旅行会社への個別セールスコールを実施（18社に対応）
- 羽黒山伏の法螺貝による開会のプロモーション・商談会。
- 鶴岡市の観光資源、食文化、季節の魅力を紹介。
- 繁体字パンフレットや映像資料を用いたプロモーションツールの配布。
- 鶴岡の伝統工芸「絵ろうそく」の絵付け体験の開催。
- 地域特産品の試食、地元産ワインや地酒の試飲紹介。

これらの活動を通じて、鶴岡市の魅力や観光資源に対する理解が深まったようです。特に、地酒や地元のワインは台湾の料理とも相性が良く、ツアーに組み込む提案が挙がりました。

参加者の反応と今後の展望

商談会では、旅行会社から「冬の五重塔を盛り込んだ具体的なモデルコースを提案したい」との声や、「日本酒やワインの品質の高さに驚いた」といった反応がありました。これにより、さらなるツアーの提案が期待されます。

台湾におけるこのプロモーションは、2024年7月に初回が行われ、今回が2回目となります。今後も鶴岡市と隣接する酒田市との連携を大切にしながら、地域全体の振興を図ります。

地域連携による観光促進の取り組み

今回のプロモーションには鶴岡市だけでなく、庄内地域の酒田DMOや庄内観光コンベンション協会も参加し、地域を超えた連携が実現しました。これにより、地域資源を最大限に活かした旅行商品の造成を目指しています。

今後も台湾の旅行会社とのコミュニケーションを大切にし、山形県鶴岡市への訪問者を増やすための取り組みを続けていきます。続けて、継続的な情報発信を行うことで、多くの台湾のお客様に魅力的な旅行先としての鶴岡市を提案していきます。

地元の魅力を感じる体験を提供

商談会終了後には、鶴岡の奇祭「鶴岡天神祭」の衣装を身にまとった地元の名物紹介や、絵ろうそくの絵付け体験も行われ、多くの参加者が地元の文化を肌で感じ取る機会となりました。今後もこうした体験型のプロモーションを通じて、鶴岡市の魅力をより多くの人々に伝えていく所存です。

以上の取り組みを通じて、t鶴岡市の冬の観光誘致が一歩前進しました。台湾との強い絆を築き、地域全体の観光振興を図っていく予定です。