ACCヤングコンペ
2025-11-07 11:08:13
エシカル消費をテーマにしたACCヤングコンペ第6回グランプリ受賞作品発表
エシカル消費を促す「KAMO SHiRENAi」がACCヤングコンペ第6回グランプリを受賞!
2025年11月5日、公益社団法人ACC(All Japan Confederation of Creativity)が主催する第6回目となる「ACCヤングコンペ」の最終審査が行われました。このコンペは、30歳以下の若手クリエイターたちがアパレルにおけるエシカル消費の重要性をテーマにし、自分たちのアイデアをプレゼンテーション形式で競い合うイベントです。今年のグランプリに輝いたのは、博報堂Gravityの佐々木響平さん、長澤南帆さん、そしてOUWNの田中茉莉奈さんが共同で提案した「KAMO SHiRENAi」です。
大きな意義のある取り組み
「KAMO SHiRENAi」は、エシカルなブランドの意義とその魅力を伝えることを目的としたアイデアです。若者がエシカル消費に興味を持つきっかけを作り出すことで、持続可能な社会への貢献を図ります。エシカル消費は、単なるトレンドではなく、未来の消費スタイルとして注目されており、今回のコンペではその重要性が特に強調されました。
応募者数189件の中からの選出
第6回「ACCヤングコンペ」では、ボーダレス・ジャパンの新ブランド「LIB」との協働の下、約189件の応募がありました。最終審査会には、2次審査を通過した7チーム14名が進出し、自らのアイデアについてのプレゼンテーションを行いました。厳しい審査を経て選ばれた今回のグランプリ受賞作「KAMO SHiRENAi」は、今後もボーダレス・ジャパンによる実施の可能性が検討されています。
審査員は多彩なメンバー
審査は、ボーダレス・ジャパンの田口一成氏を中心とした10名の著名なクリエイターたちが担当しました。彼らは、アイデアの独創性や実現可能性、エシカルな視点など、多角的な視点から評価を行いました。
フィナーレと受賞作品の多様性
グランプリの他にも、準グランプリに選出された「#浮かれ服バトン」や、ファイナリストの中でも特に注目を集めた作品がいくつか存在します。たとえば、「ハチケタスタンプ」では、誕生年に作られたワインのように、自らの特別な日に生まれたアパレルアイテムを選択する仕組みが提案されています。これにより、消費者が自身の人生に寄り添った商品の選択を楽しむことができるかもしれません。
また、「タグ物語」では衣服の「タグ」に焦点を当て、消費者と生産者を結ぶ斬新なメディアとしての可能性を探ります。こうした多様なアイデアが発表される場とすることで、より多くの人々がエシカル消費に関心を持てるようにすることを目指しています。
ACCの役割と今後の展望
ACCは、1960年に設立され、広告業界のクリエイティビティ発展を目指して活動してきた団体です。今回のコンペは、若手クリエイターがその才能を発揮し、未来の広告や消費スタイルについて考える貴重な場となりました。色々な視点から、エシカルコンシューマリズムの重要性を認識し、各賞を受賞したアイデアが実社会で実現することを期待しています。未来の広告を担う若者たちの競演は、これからのマーケットにどのような影響を与えるのでしょうか。引き続き、彼らの活動に注目したいところです。
会社情報
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一般社団法人 ACC
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