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おうちで備える！防災意識を高めるイベントが神戸と金沢で開催

日本財団が主催する「おうち防災博」が2025年の3月、石川県金沢市と兵庫県神戸市で開催され、多くの来場者が集まりました。このイベントは、日常の生活の中で防災力を高めることを目的としており、実際の体験を通じて参加者に防災の重要性を伝えました。

開催概要

金沢会場（3月1日、2日）では金沢駅近くのもてなしドーム、神戸会場（3月8日、9日）ではデュオ神戸にて、両日共に10時から18時まで開かれました。参加費は無料で、約10,000人の方々が足を運びました。

参加者のニーズに応える防災体験

本イベントの特徴は、ただ見るだけでなく、実際に触れて学べる体験型のブースが多数設置されていることです。来場者は、防災グッズの使い方、避難所での生活、そして自宅での備えについて学ぶことができました。

「おうち防災TIPSブック」とは

来場者は、入り口で配布されるブックレット『37（みんな）のおうち防災TIPSブック』を使って、会場内のさまざまなエリアを巡りました。このブックに記載された指示に従い、各エリアの体験を通じて、オリジナルの防災グッズセットがもらえる特典もありました。

耐震性確認の重要性

たとえば、耐震基準が改正された1981年を基準に自宅の耐震性を確認することや、避難時の水の確保方法として、お風呂の残り湯を溜めることの注意点なども紹介され、参加者からは「実践的で役立つ内容だった」という声が多く寄せられました。

インタラクティブな体験ブース

イベントは多彩な体験を提供しました。具体的には、災害時の行動を瞬時に判断する訓練ができるブースや、居住空間を観察して隠れた防災ポイントを探るエリアがありました。これにより、参加者は楽しみながら防災について学べる環境が整いました。

令和サバイバー養成キャンプ

また、イベントの一環として「令和サバイバー養成キャンプ」も実施され、参加者はリーダーシップや共助の精神を学ぶためのアクティビティを体験しました。幅広い年齢層の人々が新たなスキルを身につける良い機会となりました。

今後の展望

日本財団は、全国での防災啓発活動をさらに強化する方針を示し、地域と連携して多くの人々が日常生活の中で防災意識を高められるような取り組みを続けていきます。今回のイベントを通じて、多くの人々に防災の重要性が伝わり、日常生活での備えが進むことを期待しています。

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