リチウム新技術出資
2026-07-31 13:30:53

リチウム資源の循環利用を目指す新技術「LiSMIC」への出資

リチウム資源の新たな展開



DG Daiwa Ventures(DGDV)は、日本のリチウム回収技術を革新するスタートアップ、LiSTieに出資したことを発表しました。LiSTieは、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)が開発した「LiSMIC」という画期的な技術を持ち、これを活用することでリチウムの再利用を促進し、持続可能なエネルギー社会の構築を目指しています。

リチウム需要の高まり



現在、AIデータセンターや電気自動車(EV)の普及により、リチウムの需要は世界的に増加しています。特に日本は、2026年に示された「日本成長戦略」において、リチウムを重要な「マテリアル」として位置づけています。リチウムは、EVのバッテリーや蓄電池の中核をなす重要な鉱物とされ、その供給の安定性が求められています。
しかし、リチウムの採掘や精製は特定の国に依存しており、地政学的リスクや環境負荷、使用済みリチウムイオン電池の再処理など、多くの課題があります。

LiSTieの取り組み



LiSTie株式会社は、特殊なイオン伝導体を利用し、99.99%の純度でリチウムを選択的に回収する「LiSMIC」技術を有しています。この技術は、リサイクルリチウムの販売や原材料国への導入、さらには核融合燃料に必要なリチウム6の提供を目指しています。また、LiSTieは海外の資源関連企業とも協力し、リチウム供給チェーンの強化に向けた取り組みを進めています。

DGDVの視点



DGDVの進藤光太氏は、AIデータセンターやEVの普及に伴うリチウム需要の拡大により、リチウムの安定供給が世界のエネルギー安全保障において極めて重要であると強調しています。日本は資源制約国であるため、海外からの調達だけでなく、国内で循環させる技術が必要だと指摘しています。DGDVはLiSTieのユニークな技術に大きな可能性を感じており、今後の事業展開を支援する意向を示しています。

LiSTieのビジョン



LiSTieの代表、星野毅氏は、新たな株主であるDGDVを迎え入れることを光栄に思い、リチウム回収技術を通じて持続可能なエネルギー社会の実現を目指すと述べています。リチウムは蓄電池産業のみならず、将来的にはフュージョンエネルギーの実用化にも欠かせない資源であり、その確保と循環利用が今後の大きな課題となるでしょう。

LiSTieは今回の資金調達を機に、ベンチプラントでの試験を加速させ、国内外のパートナーと連携してリチウム資源循環の新たなインフラ構築に挑戦していく考えです。日本発の技術でグローバルなエネルギー問題に取り組む企業として、世界に先駆けた取り組みを展開していくことが期待されています。

まとめ



リチウムという戦略資源の安定確保と循環利用は、今後のエネルギー安全保障において重要なテーマです。DGDVの出資により、LiSTieの技術がさらに発展し、新しいエネルギーの未来が創造されることが期待されます。持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出したLiSTieの活動から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社DG Daiwa Ventures
住所
東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷パルコDGビル
電話番号

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