出雲の新観光スポット
2026-04-07 10:03:40
出雲市の耕作放棄地を活用した新たな観光体験施設が誕生
出雲市の新しい観光体験施設「出雲ハーブ苑 神々の庭」の誕生
2026年4月12日、出雲市に新たな観光資源が登場します。それが「出雲ハーブ苑 神々の庭」。地方発の新ビジネスモデルとして、耕作放棄地をハーブ蒸留体験施設として再生したこのプロジェクトは、地域資源を活用することで観光と経済を活性化させることを目指しています。
株式会社まるこが運営するこの施設は、週末や祝日の完全予約制で、最大6名までの定員を設定し、1人あたり8,800円でプレミアムな体験を提供します。これにより、大量集客に頼らず持続可能な収益モデルを構築することが期待されています。
地域の課題を解決するビジネスモデル
全国的に増加している耕作放棄地の背景には、高齢化や担い手不足という問題があります。特に出雲市は、年間800万人以上が訪れるパワースポットでありながら、農地が観光地に隣接しているにも関わらず、活用されていない土地が多く存在しています。そこで、この「出雲ハーブ苑 神々の庭」が立ち上げられることになりました。
施設の代表、坂根めぐみ氏は地域の未来を見据え、「ハーブを育て、水蒸気蒸留によって香りを生み出す」ことに着目。この体験を通じて、地域の収益モデルを確立しようとしています。坂根氏は3児の母でもあり、地域の課題を自らの手で解決する決意を抱いています。
多文化共生とアグリヒーリング
このプロジェクトの新たな試みは、在日ブラジル人のコミュニティと連携することです。彼らとの共生型農業を実現することで、地域の労働力を補いながら、安定した就業機会を提供します。さらに、体験の受け入れがない平日にひきこもりがちな人々を受け入れ、ハーブ苑での作業を通じて自然に触れ合い、自己の回復を促すアグリヒーリングの要素も組み込まれています。
ハーブ蒸留体験の魅力
「神々の庭 蒸留体験」では、出雲神話をテーマにした独自の世界観の中で、参加者は国産のハーブや植物を水蒸気で蒸留し、芳香蒸留水(ハーブウォーター)を作成します。
体験の時間は約2時間。蒸留で生成された芳香蒸留水は、持ち帰り可能なお土産となり、出雲の神々にちなんだオリジナルハーブティーも提供されます。さらに、参加者は自分だけのオリジナル化粧クリームを作る特別な体験も楽しむことができます。少人数制を採用することで、個々に丁寧な指導を提供し、経験豊かなガイドによる英語や中国語での案内も予定されています。
未来への展望
「出雲ハーブ苑 神々の庭」は、KKdayやAirbnb Experiencesに掲載され、インバウンド市場へのアプローチを強化します。高単価のプレミアム体験と少人数制によって、大型施設への初期投資なしでも黒字化が可能な収益構造を確立し、モデルの全国展開も視野に入れています。
地方の課題を解決する新しいビジネスモデルとして注目される「出雲ハーブ苑 神々の庭」。これが成功すれば、耕作放棄地を活用した高付加価値体験と多文化共生の理念が他地域にも広がり、日本各地の地域活性化に貢献する未来が見えてきます。
今後の展開に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社まるこ
- 住所
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