道尾秀介著『I』がついにオーディオブック化
2026年3月16日(月)、道尾秀介が手がけた話題作『I』のオーディオブックが配信を開始します。この新たな形式でのリリースは、読者に新たな読書体験を提供することを目的としています。株式会社集英社が提供するこのオーディオブックは、Audibleやaudiobook.jpなどの各ストアで入手可能です。
『I』のストーリーの魅力
『I』は二つの異なる章から構成されており、どの章から聴くかは聴き手の自由です。選択によって結末が大きく変わるこの作品は、ただ聞くのではなく、聴くことで新たな発見があるでしょう。
物語の一つ目は、ホームレスとして生きる野宮と、かつての刑事である田釜の出会いを描いています。田釜は野宮から語られるさまざまな話に耳を傾ける中で、双方の心に秘められた想いが徐々に浮き彫りになります。
もう一つの章では、高校生の夕歌が主人公です。彼女は硝子職人の律子と共に暮らしながらも、世間を騒がせる一家殺害事件の生き残りという重い過去を背負っています。夕歌には他人に言えない秘密があり、物語はその葛藤を描いています。
面白さの秘密
この作品の大きな魅力は、聴き手の選択によって物語が変わることです。例えば、章の進行順を変えることで、キャラクターたちの運命に直接影響を与える点にあります。道尾秀介自身も「殺すか、救うか。あなたの選択が人の生死を決定します。後戻りはできません」と語っており、このテーマはリスナーに深い連帯感をもたらすことでしょう。
道尾秀介は、2004年にホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビューして以来、『シャドウ』『カラスの親指』『月と蟹』など、数々の著名な作品を手掛けてきました。彼の強みは、緻密なプロットと深いキャラクター描写にあります。
オーディオブック情報
指示に従って制作されたオーディオブックは、声優の大木咲絵子さん、岩崎了さんの美しい声によって物語が生き生きと表現されています。再生時間は約20時間21分で、じっくりと楽しむことができます。
配信ストアは以下のとおりです:
- - Audible
- - audiobook.jp
- - Apple Books
- - Google Play ブックス
価格は各配信ストアに準じており、詳細は公式サイトで確認できます。
新たな読書体験の提供
集英社の「集英社OTOコンテンツ」では、「KOTOBA(言葉)を紡いでOTO(音)と届ける」というコンセプトの下、音声で楽しむ読書の普及に努めています。本を目で読むだけでなく、耳でもその魅力を感じることができるオーディオブックは、読書の新たなカタチです。
これを機に、ぜひ道尾秀介の『I』をオーディオブックで楽しんでみてはいかがでしょうか。新たな発見と感動が待っています。公式サイトもチェックして、他の作品にも触れてみてください。