経理・総務担当者の業務効率化に向けた新連携
テレワークの普及が進む現代において、経理・総務担当者はまだ多くの紙ベースの業務に追われている現実があります。毎日、あるいは交代で出社し、郵便物や請求書の処理を行う必要があるケースが少なくありません。これは、企業文化が紙中心であることから来ており、デジタルトランスフォーメーションの障壁とも言えるでしょう。
そこで、クラウド郵便管理サービス「atena」を提供するN Inc.と、請求書処理AI「sweeep」を運営するオートメーションラボが連携することにより、経理・総務業務のデジタル化を一気に進める取り組みが始まります。この連携により、両者のサービスが融合し、業務の効率化と新しい働き方の実現が期待されるのです。
連携を実現した背景
「atena」は、郵便物のクラウド管理だけでなく、経理・総務担当者が行う様々な業務をオンラインで行える環境を整えることで、業務を効率化しようとしています。一方で「sweeep」は、顧客からのニーズに応じて紙の請求書を電子化し、スキャン・アップロード作業の負担を軽減したいという思いがありました。この双方の目標が一致したことが、この連携のきっかけとなったのです。
新しい業務プロセスの構築
両サービスの連携により、経理・総務担当者が行う業務は大幅に軽減されます。具体的には、以下の業務が不要になります。
- - 請求書の受け取りのために出社する必要がなくなる。
- - 郵便を自らポストに取りに行く作業がなくなる。
- - 開封や不要な書類の廃棄処理、書類の仕分け、スキャニング、ファイリングなど一連の手間が省かれる。
- - 会計システムへのデータ入力や銀行への振込みもオンラインで行えるようになります。
これにより、経理・総務担当者は、より戦略的な業務に集中できるようになります。
「sweeep」について
「sweeep」は、AIによる請求書処理の効率化を図るクラウドサービスで、最大100枚の請求書をたったの3分で処理することが可能です。従来のOCR技術においては、特定の帳票定義が必要でしたが、様々なレイアウトに柔軟に対応できる点が大きな特徴です。オートメーションラボが、この革新的な技术で多くの企業の請求書処理業務を支援しています。
「atena」について
「atena」は、郵便の管理業務を全てオンラインで行えるクラウドサービスで、郵送物の受け取り、管理、スキャンニング、不要な郵便物の処理といった手間を一元的にこなします。このサービスを利用することで、在宅勤務をより効率的に行え、新しい働き方を可能にします。業務の効率化を図ることで、企業全体の生産性向上に貢献することを目的としています。
結論
「atena」と「sweeep」の連携によって、経理・総務業務のデジタル化が一段と進展し、多くの企業が新しい働き方を実現できることが期待されています。この新たな取り組みが、企業文化を変革し、業務効率化への道を切り開くことになるでしょう。