Reval Cloud Platform新バージョンでグローバル企業の財務業務を支援

Reval Cloud Platformが新バージョン15.1を発表



2015年10月20日、デンバーで開催されたAssociation for Financial Professionalsの年次総会にて、Reval社から新たな「Reval Cloud Platform」バージョン15.1のリリースが発表されました。この新バージョンは、グローバル企業の財務チームがローカル市場での業務を円滑に進めるための革新技術を提供します。業界初となる数多くの機能が搭載され、これにより財務・リスク管理(TRM)のプロセスが大幅に改善されます。

Revalの最高技術責任者であるPhilip Pettinato氏は、特に事業が地域ごとに展開される企業が直面するさまざまな課題、たとえば支払い処理や銀行取引、コンプライアンスに関する問題について言及しました。「異なる国との取引における小さな違いが蓄積されることで、大きな影響が出てきます。新バージョン15.1は、その複雑性を軽減し、財務チームの負担を大きく軽減するものです」と述べています。

国内市場への適応も強化



Reval社は、この新しいプラットフォームで日本市場にも特に注力しています。日本ではNTTデータが提供する新しいゲートウェイサービスを最初に導入し、Revalクラウドプラットフォームと融合させることで、顧客は日本国内のさまざまな銀行口座情報に簡単にアクセスできるようになります。また、マルチバンキングサービスを利用することにより、有利な条件で複数の銀行サービスを統合的に享受できる環境が整います。

さらに、Reval Cloud Platformは、金融の複雑さを軽減するための機能として、IFRS第9号のヘッジ会計基準への早期適用をサポートしています。この新しいモジュールを利用することで、企業はP&Lの変動を抑えつつ、監査時の圧力にも対応できます。特に、欧州・中東・アフリカおよびアジア太平洋地域のクライアント向けに、信用評価調整(CVA)モジュールに新たにモンテカルロ法に基づく期待エクスポージャー(EE)方法が追加され、より精緻な財務報告が可能になります。

進化するRevalのサービス



Reval社は、売上高の30%以上を研究開発に投資し続けており、この努力がプラットフォームの充実に直結しています。これにより財務・リスク管理業務の最適化が進み、企業はよりよく市場環境に順応することが可能になります。新バージョンでは、特に日本やブラジルなどにおける細かな市場慣行にも対応しており、例えばブラジルのインフレに対処するための税率インデックス(BRLTR、TR)も組み込まれています。

Reval Cloud Platformに関連する詳細情報は、公式ウェブサイト(Reval公式サイト)や、メール([email protected])でのお問い合わせを通じて入手可能です。

Revalについて



Reval社は、財務・リスク管理(TRM)用のクラウド型プラットフォームを提供する国際的なリーダーです。1999年に設立され、ニューヨークに本社を置く同社は、北米やヨーロッパ、中東、アジア太平洋地域に広がるオフィスを持っています。Revalの技術は、企業がより効率的に資金や流動性、財務リスクを管理し、複雑な金融商品やヘッジ取引に関する会計処理をサポートします。企業の規模や業種にかかわらず、Revalの革新的なテクノロジーは、財務チームが今日の変化の激しい市場で信頼して業務を進めるための力強い基盤となるのです。

会社情報

会社名
Reval Japan株式会社
住所
東京都港区愛宕2-5-1愛宕グリーンヒルズMORIタワー18階
電話番号
03-6432-4291

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