エムディー株式会社がADMA 2025でBest Industry Paper Awardを受賞

エムディー株式会社、ADMA 2025で輝かしい受賞

エムディー株式会社（MD）は、2025年の国際会議ADMA（The 21st International Conference on Advanced Data Mining and Applications）において、Best Industry Paper Awardを受賞したことを発表しました。これは同社が東京大学大学院情報理工学系研究科の山崎俊彦教授の研究室と共同で発表した論文「衛星画像×大規模マルチモーダルモデルによるクリニック売上予測」に対しての評価です。

受賞の経緯

本論文は、大規模言語モデルと衛星データを融合させた新たなアプローチであり、クリニックの売上を予測するための技術的な可能性が高く評価されました。この成果は、AIおよびデータ科学が医療分野にもたらす革新を示すもので、今後の産業応用に期待が寄せられています。

著者には、東京大学の増田俊太郎博士課程の学生である増田俊太郎氏、松野史哉氏、平井樹氏、牟田浩二氏が名を連ねています。

ADMA 2025の重要性

ADMA 2025は、2025年10月22日から24日にかけて京都で開催され、AIとデータマイニングに関する最新の研究成果が発表されます。今年の会議では、多くの優れた論文が採択され、Springer社のLecture Notes in Artificial Intelligence (LNAI)シリーズに掲載される予定です。エムディーの受賞も、その中で特に評価されたものであり、同社の技術力と学術連携の成果を示しています。

エムディー株式会社の取り組み

MDは、AIソリューションやデータサイエンスに対する専門性を活かし、クリニック開業や経営コンサルティング、メディカルモール開発など、幅広いサービスを提供しています。設立は2018年10月ですが、創業自体は2003年に遡ります。企業理念は、医療業界における技術的な進歩を支えることです。

同社は、AI技術の進化とともに、その産業応用の推進に尽力しています。今後も学術界との連携を強化し、ビジネスにおけるデータサイエンスの可能性を探求していく考えです。また、最先端の技術を駆使したAIソリューションの開発を継続的に行い、業界におけるリーダーシップを確立していくことを目指しています。