2025年11月7日、新薬開発に関する都民講座を開催
東京都医学総合研究所は、2025年11月7日(金)に「新薬の研究と開発について」というテーマで都民講座を開催します。この講座では、新薬の研究や開発について、特に認知症を中心に最新の情報を分かりやすく解説します。
講座の概要
今回の講座には、ヤンセンファーマ株式会社の薬学博士、渡辺小百合先生が講師としてお越しになります。講演は15:00から開始し、約1時間半の予定です。参加者は、対面形式とWeb会議システム「Zoom」を利用したハイブリッド開催に参加できます。会場は定員100名、オンラインは500名の参加が可能で、いずれも事前申し込みが必要です。
新薬開発の重要性
新薬の研究は、製薬会社が患者に新しい治療薬を届けるための重要なプロセスです。特に、近年の認知症薬開発については、新たな治療薬が期待されています。この薬は、認知症の初期段階にある患者の記憶や判断力の低下を抑制し、進行を遅らせる効果が期待されています。
製薬業界では新薬を開発する際、「治験」と呼ばれる臨床試験を行います。治験は新薬の安全性や効果を確認するための重要なステップであり、これによって患者に安心して薬を届ける準備を進めます。この講演を通じて、治験に参加することによる健康管理への貢献についても知識を深めることができます。
講演の内容
渡辺小百合先生は、日々の薬学研究の中で直面する課題や新薬開発の現状について話し、最新の研究成果も紹介します。先生の講演を通じて、参加者は製薬企業の業務がどのように行われているのか、その裏側についての理解を深める良い機会となるでしょう。
参加方法
講座への参加は、東京都に住んでいない方でも可能です。対面式での参加を希望する方は、往復ハガキまたはメールでお申し込みが必要です。特に対面式の申し込みは10月31日までに行わなければなりません。オンラインでの参加希望者は、都医学研のウェブサイトから登録フォームを記入して申し込むことができます。最後の申し込み締切は、講座開始の時間となりますので、適切なタイミングで申し込むことをお勧めします。
新薬開発という難題に挑む製薬業界の努力や、参加者自身の健康にどのように貢献できるかについて考える貴重な機会です。ぜひ、多くの方のご参加をお待ちしております。