高橋まゆみ人形展、岩槻人形博物館で特別企画展を開催
現在、さいたま市岩槻区にある岩槻人形博物館にて、特別企画展「忘れたくない、大切なもの—高橋まゆみ人形展—」が開催されています。この企画展では、著名な人形作家・高橋まゆみ氏が手がけた人形作品が多数展示されており、その背後に込められたメッセージが注目を集めています。
高橋氏は2003年に「故郷からのおくりもの」という人形展を開催し、その後7年間の間に全国90か所以上を巡りました。この展覧会は多くの人々に感動を与え、彼女の作品は深い感情を呼び起こすものとして知られています。近年、私たちは自然災害や新型コロナウイルスの影響で、日常生活の大切さを強く感じるようになりました。それに伴い、高橋氏の作品に込められた「忘れたくない、大切なもの」というテーマが、より一層意義深いものとして響いてきます。
主な展示作品
企画展では、以下のような主な作品が紹介されています。
- - 祈り
- - おむすび
- - おでん屋台
- - 母の手
- - かくれんぼ
これらの作品は、どれも人々の心に根付いた所作や情景を美しく表現しており、訪れる人々に温かい感情を呼び起こします。
展示場所とアクセス
展示は岩槻人形博物館で行われており、アクセスも便利です。電車を利用する場合は、東武アーバンパークラインの「岩槻駅」から徒歩約10分。車では、東北自動車道の「岩槻IC」から約5.5km、または約12分の距離となっています。駐車場は普通自動車用が28台、車いす用が2台分用意されています。詳しいアクセス情報は博物館の公式ウェブサイトもご確認ください。
岩槻人形博物館公式サイト
料金と関連イベント
観覧料は一般300円(団体200円)、高校生・大学生・65歳以上150円(団体100円)、小学生・中学生は100円(団体50円)です。また、障害者手帳をお持ちの方及び付き添いの方1名は、観覧料が半額となる特典もあります。
また、特別企画展の期間中には、高橋まゆみ氏による展示解説イベントも予定されています。第1回は令和6年9月21日(土)の午前11時から、そして第2回は10月19日(土)の午後2時からそれぞれ開催されます。30分程度の内容で、事前の申し込みは不要ですが、観覧料金は必要です。興味のある方は、展示室前に集合してください。
岩槻人形博物館について
岩槻人形博物館は2020年にオープンし、人形文化の履歴を探究する場として多くの方に親しまれています。博物館では人形やその文化に関する資料の収集・保存だけでなく、展覧会や様々な教育普及活動を通じて、人形に対する興味を育む取り組みを行っています。近代の人形産業を支えた岩槻の地から、国内外に向けた人形文化の普及も目指しています。
お問い合わせ先
展示やその他の情報については、さいたま市岩槻人形博物館にお問合せください。電話番号は048-749-0222です。
さらに、さいたま市公式LINEに登録すれば、あなたに合った最新情報がスマートフォンで受け取れます。ぜひこの機会に、高橋まゆみ氏の作品に触れ、温もりと感動を感じる時間をお楽しみください。