住宅ローン意識調査
2025-07-24 10:29:18

住宅ローンに対する意識調査、金利上昇の不安と銀行選びのポイント

導入


LIFULL(ライフル)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は、最近実施した『住宅ローンに関する意識調査』の結果を発表しました。この調査は、今後の金利動向や銀行選びのポイントなど、住宅購入者と将来購入を検討している方々の意識を探るものです。

調査概要


調査は2025年7月1日から8日までの期間に、826人の住宅購入者と1,099人の住宅購入検討者を対象に行われました。調査方法はインターネットを利用し、両者の意識や不安について詳細に分析しています。

住宅ローンの金利に関する意識


調査結果では、住宅ローンを利用する方々が今後の金利動向について強い不安を抱いていることが明らかになりました。特に、購入者の49.0%、購入検討者の69.7%が、「今後1年間で金利が上昇する」と予測しています。この結果は、前回の調査からさらに乖離が広がっています。

借り入れに対する意向の変化


見逃せないのは、金利上昇に先立って住宅を購入したいという意向が減少し、逆に住宅ローン控除の変更がないうちに購入したいという意向が増加した点です。つまり、住宅価格の高騰や税制変更に対する懸念が高まり、より慎重な購入判断を求める声が多くなっているのです。

借入額の過剰負担と意識


世帯月収に対する住宅ローン返済額の割合が「3割以上」と答える人が増加傾向にあります。この割合が3割を超えると、多くの回答者が「もっと借入額を減らせばよかった」と感じていることが示されています。これは、住宅ローンの負担が生活を圧迫していることを示唆しています。

銀行選びの傾向


次に銀行選びについては、年齢層によって選択するポイントが異なることが明らかになりました。年配層は「金利の低さ」や「保障付き」、借入可能期間を重視する一方で、若年層は「ペア団信」を重視します。これから住宅ローンを選ぼうとしている方にとって、年代別の違いを理解することは非常に重要です。

金利上昇への対策の乏しさ


興味深い点は、金利上昇に対して何らかの対策を行っている割合が約6割に留まっていることです。さらに、その中でも「特に考えたことがない」という理由が圧倒的に多く、住宅ローンの利用者たちが金利問題への意識をあまり持っていないことが浮き彫りになっています。これにより、金利が上昇する中で借り入れを選択する際に一層の注意が求められることが示唆されます。

まとめ


今回の調査結果は、住宅購入者と購入検討者が抱える将来への不安を明らかにしました。今後の金利動向に注意を払い、自身のライフプランや経済状態に基づいた合理的な判断が求められます。特に住宅ローンの借入れは、一生に関わる大きな決断であるため、じっくりと情報を集め、冷静に選択することが重要です。

LIFULL HOME'Sについて


LIFULL HOME'Sは、日本最大級の不動産・住宅情報サービスを提供しており、賃貸、一戸建て・マンションの購入、土地探しから不動産売却まで、多角的に情報を提供しています。住宅購入を志望される方々に、真に有益な情報を提供し、希望を実現するためのサポートを行っております。


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会社情報

会社名
株式会社LIFULL
住所
東京都千代田区麹町1-4-4
電話番号
03-6774-1600

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