スマサポがソニックスと資本業務提携を締結
株式会社スマサポ(東京都中央区、代表取締役社長CEO:小田 慎三)は、ソフトウェア開発を行う株式会社ソニックス(東京都品川区、代表取締役CEO:吉澤 武則)との間で、資本業務提携を結んだことを発表しました。この提携により、スマサポは主力製品である入居者アプリ「totono」の開発体制を強化し、両社の協力を通じてAI技術の研究開発を進めていく方針です。
提携の背景と目的
近年、不動産業界ではデジタルトランスフォーメーションの重要性が増しています。スマサポは、入居者アプリ「totono」の開発および保守をソニックスに委託しており、今後の事業拡大を見据えた際の機動性と安定性の確保が求められていました。さらに、AI技術を活用したサービスの向上も重要な経営課題と認識しており、そのためには戦略的投資の強化が不可欠です。今回の提携は、ソニックスとの関係を強化することで、以下の目的を達成することを目指します。
1. ソニックス内にスマサポ専門のチームを優先的に配置
2. 人材の育成を通じて技術力を向上
3. 災害時のリスクを管理した保守体制の強化
4. AI開発の推進
これにより、外注リスクを軽減し、互いの強みを融合させることで、不動産テクノロジー市場でのさらに競争力を高める狙いです。
入居者アプリ「totono」について
入居者アプリ「totono」は、不動産管理会社と入居者をスマートに繋ぐアプリです。従来は電話や郵送で行われていたさまざまなやり取りが、アプリ一つで完結します。入居者はアプリを利用することで、契約内容の確認や管理会社への問い合わせ、各種申請を手軽に行えます。これにより、入居者満足度が向上し、業務の効率化も実現されています。
さらに、「totono」は従来のSaaSモデルからさらに進化し、入居者とのコミュニケーションを外注できる「BPaaS」サービスも提供しています。この仕組みにより、管理会社は業務負担を大幅に軽減し、より重要な戦略業務にリソースを集中できるようになります。
株式会社ソニックスについて
ソニックスは、「ソフトウェアで生活者とモノをつなぐ」という理念の元、豊かな社会の創造に向けたテクノロジー企業です。モビリティやスマートシティに関連する様々なDXソリューションを提供し、企業のデジタル化を支援しています。設立は2010年で、資本金は約9500万円です。
株式会社スマサポについて
スマサポは「smartなくらしをsupportする」をテーマに、不動産資産の価値向上や業務効率化を目指す企業です。既存の製品やサービスを更に深化させ、新たなビジネスモデルの構築に取り組んでいます。2012年の設立以来、多くの入居者に新たな価値を提供し続けています。スマサポとソニックスの提携により、今後のさらなる地域活性化にも寄与することが期待されています。