GMOリサーチとLupeが手掛ける新しいオンラインインタビューサービスの全貌

共同による新しい調査サービスの誕生

2021年1月12日、GMOリサーチ株式会社と株式会社Lupeが協業し、オンラインインタビューサービスを開始しました。このサービスは、新規事業や新サービスの開発に特化したもので、調査を行う企業にとって大きなメリットを提供します。両社の技術とノウハウを集結させたこのサービスは、需要が高まる市場において、企業の成長をサポートすることを目的としています。

オンラインインタビューサービスの概要

新しいオンラインインタビューサービスは、Lupeの持つ調査設計の専門知識と、GMOリサーチのDIY型インターネット調査プラットフォーム「GMO Market Observer」を組み合わせたものです。企業はこのサービスを利用することで、リクルーティングから設問設計、実施までの全過程をスムーズに進めることができます。これにより、企業は限られたリソースの中で高精度な定性調査を実施することができます。

調査の重要性

昨今、多くの企業がデザイン経営や顧客体験価値を重視するようになり、新規事業開発においては潜在的な課題を見つけるための調査が重要視されています。特に、対面ではなくオンラインでのインタビューが求められる場面が増えており、その需要も高まっています。しかし、調査の実施には専門的な知識が必要で、企業はその負担に躊躇することも少なくありません。「Lupe」が提供するオンラインインタビューサービスは、こうした企業のニーズに応えています。

リサーチデータの利点

本サービスでは、約1,933万人のアンケートモニターから調査対象者をリクルーティングすることが可能です。また、100項目以上のモニター属性情報に基づいて、高精度なターゲット設定が行えます。これにより、特定の業界や役職に特化した調査が簡単に実施できるようになります。さらに、Lupeのオペレーションチームが日程調整や謝礼の手配を行うため、企業は手間を省き、調査に専念することができます。

カスタマーインサイトへのアプローチ

このオンラインインタビューサービスの核心には「Lupe Method」があります。これは、対象者が言語化できない潜在的な課題や欲求を引き出し、深い洞察を得るためのフレームワークです。企業はこれを活用することで、消費者の心理的背景を理解し、プロダクトやサービスの改善につなげることができます。

競争力を高める新しい選択肢

GMOリサーチ株式会社は、さまざまな企業に対してインターネットリサーチを提供している背景から、グローバルな視点での市場調査も行えます。このように、GMOリサーチとLupeがタッグを組むことで、企業の競争力を高め、新たなサービスや商品の開発に寄与できるというわけです。両社の共同提供によるオンラインインタビューサービスは、未来の市場で競争を勝ち抜くための強力なツールと言えるでしょう。