Symphony Callの通知フィルター機能が進化
株式会社まほろば工房は、そのクラウド自動通報サービス「Symphony Call」において、メール連携機能の通知フィルター機能を強化したことを発表しました。この強化により、従来の運用を変えることなく、追加費用なしで、より詳細に通知条件を設定できるようになります。
機能強化の背景
現在のビジネス環境では、多様なシステムからの情報を迅速かつ正確に処理することが求められています。Symphony Callのメール連携機能は、外部システムや監視機器から送信されるメールをトリガーとし、自動通報を行うことができます。しかし、従来のフィルタリング機能では大量のメールの中から重要な情報を抽出することが難しかったため、多くのユーザーから改善の要望が寄せられていました。この新機能の強化は、これらのニーズに応える形で実現したものです。
ユーザーの声
- - 既存のメール運用ルールを維持したままSymphony Callを導入したい。
- - 防災や緊急連絡メールの中から重要情報だけを通知したい。
- - ITシステムの障害や監視アラートを、不要なものは除外して確実に通報したい。
こうした課題に対応するために、新たに導入された通知フィルターの使い勝手は大幅に向上しました。
通知フィルター機能強化の具体的ポイント
今回のアップデートで実現した新機能には以下のような特徴があります:
1.
設定可能な文字数の上限の変更
- 設定できる文字数の上限が従来の制限から128文字に引き上げられました。これによって、より長く複雑なキーワード設定が可能になりました。
2.
フィルターの設定件数上限の変更
- 通知フィルターの設定および有効件数が20件に増加。これによって、異なる条件を組み合わせてより柔軟な運用が可能になります。
3.
日本語対応の強化
- 日本語の件名や本文も条件として設定できるようになりました。これにより、英数字だけでなく日本語の文脈に応じたフィルタリングが可能になります。
4.
正規表現による柔軟な条件指定
- パターンマッチ機能が追加され、ユーザーはより複雑なフィルター条件を設定できるようになりました。
5.
条件による動作設定の追加
- フィルターに一致しない場合の動作設定が可能になり、条件に合わせて通知先を柔軟に振り分けることができます。例えば、「一致する場合は担当者Aへ通知」「一致しない場合は担当者Bへ通知」という形での運用が実現します。
Symphony Callの魅力と導入メリット
Symphony Callは、既存のシステムやIoTデバイス、クラウドサービスなどからの通知を自動的に電話に発信できるサービスです。通報機能の選択肢として、電話、メール、SMS、チャットなど複数の方法を利用でき、ユーザーの必要に応じたアプローチが可能です。また、オペレーター不在でも一斉通報、順次通報、輪番対応など、様々な運用方法に対応しています。
さらに、月額基本料が10,000円と低コストで始められることも魅力の一つです。なお、システム構築が不要で、最短3日で導入可能という点も企業にとっての大きな利点です。既存の監視ツールとの連携も簡単なため、即座に利用開始することができます。
まほろば工房について
株式会社まほろば工房は、「ネットワーク・コミュニケーションをよりよく!」をモットーに、音声サービスやソフトウェア開発など多岐にわたる事業を展開しています。シンフォニーコールをはじめとした自社製品は、顧客のニーズに応じた最適なソリューションを提供しています。設立は2007年で、現在も成長を続けています。
会社情報
- - 商号: 株式会社まほろば工房
- - URL: まほろば工房公式サイト
- - 設立: 2007年3月
- - 資本金: 1,500万円
- - 代表者: 代表取締役近藤 邦昭
- - 所在地: 神奈川県川崎市高津区溝口3-8-7 第一鈴勝ビル2階
このように、Symphony Callの機能強化は、ユーザーのニーズに応じた柔軟な対応が可能になり、今後のビジネスにおいてますます重要な役割を果たしていくことでしょう。