未来の農業を育てるゲームアイデアの誕生
2025年5月5日、こどもの日を祝う特別企画「農業ゲームアイデア畑」が開催され、全国から集まったユニークなアイデアの中から、hakoさんの「ステキな野菜を作ろう!」が最優秀賞に輝きました。このゲームは、農業と教育的要素を融合した斬新な発想から生まれました。
農業とweb3の新しい形
「農業×web3」をテーマに活動するMetagri研究所は、株式会社農情人によって運営されています。2022年から活動をスタートし、現在では1,200名以上の参加者がいるこのコミュニティは、持続可能な農業の実現を目指しています。特に、失敗を恐れず新たな社会実験に取り組む姿勢が、メンバーに支持されています。
最優秀賞受賞作品「ステキな野菜を作ろう!」の概要
このアイデアは、農業のプロセスを体感しつつ、タイピングスキルを向上させることを目的としています。プレイヤーは、育てている野菜の名前をタイピングすることで世話を行い、正確さに応じて作物の品質や売値が変わる仕組みです。このゲームを通じて、子どもたちに農業への関心を寄せ、自分の作品を育てる楽しさを体験してもらうことが狙いです。
開発の経緯と今後の展望
最優秀賞に選ばれたhakoさんは、「今、タイピングの練習をしているので、タイピングがゲームになったらもっと楽しくなると考えました」とコメントしています。本アイデアを基に、Metagri研究所のインターン生が中心となり、ミニゲーム『タイピング農園』の開発が進められています。
開発エンジンはUnityで、PC向けにキーボード操作でプレイできる深い体験を提供予定です。ゲームでは、プレイヤーは自分の畑で様々な野菜を育てることができます。イベント解決のために、画面に表示される野菜の名前や関連ワードをタイピングし、タイピングの正確さによって作物の成功度が決まります。これにより、より高品質な野菜を収穫し、自分の農園を発展させていくことが目的です。
発表の場と進捗情報
最初の公開は2025年6月を予定しており、詳細な進捗状況はMetagri研究所の公式ウェブサイトやSNSで随時お知らせする予定です。このプロジェクトは、コミュニティメンバーからも注目を集め、農業への理解を深める良い機会になるでしょう。
Metagri研究所の取り組み
Metagri研究所は、農業と新技術を組み合わせた実証実験や、地方創生に向けた支援パッケージの構築など、多岐にわたるプロジェクトに取り組んでいます。参加者は、独自トークンを用いたエコノミーモデルや会員証NFTホルダー限定イベントなど、さまざまな活動に参加可能です。農業とweb3、生成AI技術の融合に興味がある方は、ぜひ共に未来の農業を育てていきましょう。
公式サイト:
Metagri研究所