愛知県の新たな物流拠点「小田急不動産ロジスティクスセンター蟹江」
小田急不動産株式会社は、愛知県海部郡蟹江町に新たな物流施設「小田急不動産ロジスティクスセンター蟹江」を完成させ、テナントの募集を開始しました。この施設は、名古屋市に隣接する立地が魅力で、名古屋第二環状自動車道「千音寺南」ICから約2.8km、東名阪自動車道「蟹江」ICからも約3kmというアクセスの良さを誇ります。さらに、南側にはJR関西本線「蟹江」駅があり、徒歩約8分で通うことができるため、交通の便も整っています。
環境と効率性を考慮した設計
本物流センターには、最大2つのテナントが利用できるよう、荷物を効率よく扱える施設設計が施されています。荷物用エレベーターや垂直搬送機が各エリアに設置されており、効率的な荷捌きが可能です。さらに、BCP(事業継続計画)対策として、主要設備を2階に設けた設備バルコニーに配置しており、万が一の事態にも備えています。
また、環境への配慮も多くされています。屋根や外壁には高断熱性能の優れた建材が採用され、熱負荷を抑制。環境省の第三者認証制度「BELS」において、当社初の「ZEBREADY」と評価されたことは、特に注目です。これは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル」を目指した設計で、省エネルギー機器の導入によってエネルギー効率を高めている証です。
物流施設を支える詳細
本施設の建築面積は15,778.18㎡に及び、鉄骨造の4階建て。耐床面積は15,000N/㎡と高い耐久性を誇ります。トラックバースは14台分、待機場も3台分確保されており、駐車場は69台分のスペースを用意。荷物用エレベーターと垂直搬送機がそれぞれ2基ずつ設置され、効率的な物流をサポートしています。また、トラックバースを介したスムーズな出入りが可能で、物流業務の効率向上が期待できます。
今後の展望
小田急不動産は、全国的な規模での物流施設開発に積極的に取り組む姿勢を見せており、今後の新たな計画を順次発表していく方針です。今回のセンター竣工を皮切りに、地区活性化や地域経済への貢献を目指します。
また、10月30日(水)と31日(木)には、テナント向けの内覧会が予定されています。新たな物流拠点の実力をぜひこの機会に確認してみてはいかがでしょうか。
施設概要
- - 所在地: 愛知県海部郡蟹江町蟹江本町テノ割1番1(代表地番)
- - 交通: 名古屋第二環状自動車道「千音寺南」IC 約2.8km、東名阪自動車道「蟹江」IC 約3.0km、JR関西本線「蟹江」駅 徒歩約8分、近鉄名古屋線「近鉄蟹江」駅 徒歩約18分
- - 敷地面積: 7,533.19㎡(約2,278.78坪)
- - 建物面積: 15,778.18㎡(約4,772.89坪)
- - 構造: 鉄骨造4階建
- - トラックバース: 14台、トラック待機場: 3台、駐車場: 69台
- - 設計・施工: 矢野建設株式会社
- - 監修: さくらマネジメント株式会社
- - 竣工: 2024年9月
今後も物流施設の開発を進める小田急不動産から目が離せません。新しい機会への期待を抱いて、ぜひともこの物流センターにご注目ください。