物流の未来を切り開く
2023-11-14 10:00:03

新たな物流の在り方を切り開く『Techrum』と自動運転技術の連携

物流業界の革新を図る『Techrum』プログラム



近年、物流業界では新型コロナウィルスの影響により、EC需要が急増しています。しかし、その一方で人材不足は深刻な課題となっており、特に2024年問題として知られる運転業務の時間外労働上限規制の影響が懸念されています。これを背景に、物流プロセスの無人化や省人化が求められていますが、現状では個別装置による取り組みが多いため、全体的なソリューションの提供が欠かせません。

このような課題に応えるべく、野村不動産は企業間共創プログラム『Techrum』を立ち上げ、物流ソリューションプロバイダー同士の連携を推進しています。そして、eve autonomyはこのプログラムにパートナー企業として参画し、物流業界の課題解決に寄与することを目指しています。

eve autonomyの自動搬送ソリューション



eve autonomyは、『eve auto®』という屋外用の自動搬送システムを提供しています。このシステムは、事前の設備工事が不要で、厳しい屋外環境でも運用可能です。段差や坂道、雨や日照といった条件を考慮しつつ、自動運転レベル4の技術を活用して、24時間稼働が求められる環境での自動搬送を実現しています。

高い信頼性を誇るeve auto®



eve auto®は、EVカートと最新の自動運転技術を組み合わせたもので、全国で実績を上げています。このシステムの導入により、製造業のみならず、物流施設における無人搬送の実現を目指します。特に、同プログラムに参加する他の企業と連携することで、物流トータルソリューションの構築も進めていく予定です。

2023国際ロボット展でのデモ展示



この技術は、2023年11月29日から東京ビッグサイトで開催される『2023国際ロボット展』においてヤマハ発動機のブース内で実機及びデモンストレーションが行われる予定です。これにより、業界内外の関係者にeve auto®の具体的な機能や導入のメリットを直接体感していただける機会となります。

Techrumプログラムの意義とこれから



『Techrum』は、野村不動産が2021年4月に開始したプログラムで、物流業界における自動化の最適化を目的としています。企業間の連携を強化することで、これまで課題視されていた部分に新たなソリューションを提供し、物流オペレーションの効率化を目指しています。業界全体でのシナジーを生み出すことで、これまで実現が難しかった新しい価値を創出する役割を担っています。

eve autonomyの取り組み



eve autonomyのスローガンは『今日から自動化』です。自動運転技術の活用により、工場や物流施設の屋外搬送業務を無人で行うことを目指している同社は、ヤマハ発動機とティアフォーとの技術的協力を得て、業界の変革に挑んでいます。

今後も物流業界のニーズに応じたソリューションを提供し、持続可能な物流の実現に向けて活動を続けていくことでしょう。これにより、業界の革命的な変化を引き起こすことに貢献することを約束します。

会社情報

会社名
株式会社eve autonomy
住所
静岡県磐田市大中瀬868番地1
電話番号

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