岐阜の新戦略
2026-02-20 13:42:53

岐阜市が提唱する人材不足解消の新戦略とその可能性

岐阜市が提唱する人材不足解消の新戦略とその可能性



2026年2月12日、岐阜県岐阜市のみんなの森 ぎふメディアコスモスにて、一般社団法人サステイナブル・サポートによる「WORK!DIVERSITYプロジェクトin岐阜 2025年度 成果報告会」が開催されました。このイベントは「ダイバーシティ雇用と人材戦略の新たな可能性」をテーマに、自治体関係者や企業、市民など様々な参加者が集まりました。会場は満席となり、地域の人材不足問題における新たな人材活用戦略が議論されました。

就労困難者と企業の架け橋



地域の労働人口が減少する中、働きたくても働けない状況にある就労困難者は少なくありません。ひきこもりやがんサバイバー、難病者など、異なる事情を抱える600万人が、制度の狭間で苦しんでいます。この人たちに対してどのようにアプローチしていくかが、地域の活性化に今後の鍵を握ります。岐阜市のWORK!DIVERSITYプロジェクトでは、地域の就労支援拠点と連携しながら、訓練から雇用までを支援する仕組みを築いています。

活動報告と現状の課題



イベントの第1部では、サステイナブル・サポートの代表理事、後藤千絵氏が2025年度の活動報告を行いました。岐阜市の支援スキームや連携体制、実績を報告し、特に就労に向けたプロセスや企業とのマッチングでの調整ポイントなど、現場での具体的な課題に焦点を当てました。実績としては、ここまでの問い合わせが300件あり、70名が利用決定、24名が一般就労に展開されました。

中小企業への新たな労働力



岐阜市の取り組みは、単なる支援に留まらず中小企業の人材不足解消にも繋がることが示されています。彼らは既存の障害者就労支援施設を利用し、多様な就労困難者へ訓練を提供。その結果、24名が一般就労を実現しました。これは特に小規模企業にとって新たな労働力の獲得と位置付けられています。

企業の声を基にした政策提言



イベントの第二部では、パネルディスカッションが行われ、企業の現状と課題が多角的に扱われました。「受け入れの壁」を乗り越えるために、企業は具体的な政策提言が必要であることが強調されました。現場の人々が実感している「業務設計」や「理解」の重要性が分かりやすく説明され、施策の見直しの必要性が語られました。

社会的意義の可視化



就労困難者の雇用を通じて、企業の公益性を高めることが求められています。企業が社会貢献活動として就労困難者の雇用を実施する際、その効果を可視化することが経済的利益と結びつくことが確認され、企業のブランディングや採用力強化にも寄与するとされています。

岐阜市の未来の展望



最後に岐阜市長の柴橋氏は、官民連携の重要性を改めて述べ、地域の企業や支援機関との連携を深める意義について言及しました。また、心理的なハードルを低くし、民間企業との共同で労働環境をよくする施策が進むこと、さらには「超短時間雇用」の導入による新たな支援策についても紹介されました。

岐阜市でのWORK!DIVERSITYプロジェクトが示すのは、地域の持続可能性を高めるための新しい雇用の仕組みです。今回の成果報告会は、その第一步であり、今後もさらなる発展が期待されます。地域の企業や支援機関、行政が一体となって新たな支援体制を築くことで、誰もが自分らしく生きる社会の実現が目指されています。


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会社情報

会社名
一般社団法人サステイナブル・サポート
住所
岐阜県岐阜市長住町2丁目7番地アーバンフロントビル3階
電話番号
058-216-0520

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