SINEXCEL、三重県松阪市での蓄電所商用運用開始
SINEXCEL(300693.SZ)は、三重県松阪市に新たに設置された系統用蓄電所が商用運用を開始したことを発表しました。本プロジェクトは、日本における需給調整市場向け案件として初の試みとなります。運用される蓄電所は、2MW/8MWhの蓄電能力を持つもので、これにより日本の電力市場における需給バランスの調整に貢献することが期待されます。
この蓄電所では、SINEXCEL製の1375kW PCS(パワーコンディショナー)を2台使用しており、高速応答性能や高精度な出力制御、安定した系統支援機能が求められる日本の厳しい電力基準にも対応しています。2026年6月より、この施設が需給調整市場で商業運用を開始するにあたり、系統連系試験や市場登録などの必要な手続きも全て完了しています。
日本市場へは5年以上前に参入したSINEXCELですが、当初は小型の30kWや500kWクラスのPCSを展開していました。現在では、系統用蓄電所向けのPCSにシフトしており、これまでに日本国内で60を超える系統用蓄電所案件を手掛け、多くの電力会社のエリアに納入実績を持っています。さらに、10社以上のエネルギーマネジメントシステム(EMS)事業者との連携も進めており、需給調整市場への対応を確実に進行させています。
現在、SINEXCELは日本法人の設立を2026年に予定しており、営業や技術支援、アフターサービス体制を日本国内に設ける準備をしています。また、保守部品の保管体制も構築し、現場での導入から運用までのサポートを一貫して行う方針です。
このような取り組みにより、SINEXCELは再生可能エネルギーの普及促進と電力系統の安定化に寄与すると同時に、日本市場での系統用蓄電システム事業をさらに強化していく計画です。
今後の展望として、SINEXCELは需給調整市場でのサービスを強化し、より持続可能な電力供給に貢献するための施策を幅広く展開していくことでしょう。お問い合わせに関しては、
[email protected] までご連絡いただければと思います。