フィリピン土木学会での発表
2024-11-05 11:06:50

フィリピン土木学会50周年記念総会でDataLabsが次世代技術を披露

フィリピン土木学会50周年記念総会でのDataLabsの新技術紹介



2024年にフィリピン・マニラで開催された「フィリピン土木学会(PICE)」の50周年記念総会で、DataLabs株式会社の代表取締役田尻大介が登壇し、AIを活用した建設技術について発表しました。この機会に、フィリピン及びASEAN地域における建設業界の最新の動向と、DataLabsが提供する革新的なソリューションが紹介されました。

フィリピン建設業界の急成長


フィリピンの建設業界は最近数年間で目覚ましい成長を遂げています。特に、マニラ首都圏の交通渋滞を解消するためのインフラ整備や、地方都市の開発が進められています。2023年には21.2%の成長率を記録し、2024年にはコロナ以前の水準に回復する見込みです。この背景には、フィリピン政府による積極的な技術導入の推進があり、特に日本の高技術と品質管理のノウハウが求められています。

土木学会(PICE)年次総会の意義


PICEは、フィリピン地域の土木技術者のための専門組織として、国際的な交流プラットフォームを提供する大規模なイベントです。年次総会には数千人の業界関係者が参加し、最新の研究成果や技術が発表されます。今年のテーマは「グローバルなパートナーシップの構築」であり、持続可能な開発を目指す趣旨のもと、多様な技術革新が共有されました。

田尻CEOの登壇内容


田尻CEOは、「Modely」と名付けられた3D配筋検査システムを中心に、建設現場におけるデジタル技術の活用法を紹介しました。Modelyは、LiDAR付きのiPadを使用して鉄筋の点群データをスキャンし、そのデータをもとに、簡単に鉄筋検査を行うことができるシステムです。自動生成されたモデルから、鉄筋本数や間隔などを自動計測し、帳票を作成する機能が大きな特徴です。

このシステムの導入により、フィリピンの建設業界における生産性向上が期待されています。国際的な反響もあり、参加者からは「Modelyは非常に有用なツールで、フィリピンでの需要にマッチする」と高評価を得ました。

今後の展望


DataLabsは、PICEの登壇を契機にフィリピン及びASEAN地域におけるビジネス展開を加速させる計画です。田尻CEOは、今後も現地のパートナー企業と協力し、Modelyの価値提供を進める意向を示しました。さらに、フィリピンの建設業界が直面する課題、特に人材不足や品質管理の向上に向けた具体的な事例も紹介することで、地域貢献を目指します。

デジタル技術活用の重要性


建設現場でのデジタル化は、フィリピンの急速な都市化とインフラ整備の進展に不可欠です。DataLabsが開発したソリューションは、これらのニーズに応えるために設計されており、建設業界の効率化や生産性向上に寄与することが期待されています。今後のイベント、特に「RATEC Asiaの5th Precast and Modular Summit」や「PHILCONSTRUCT」にも参加し、さらなる市場展開を図る予定です。

DataLabsの紹介


DataLabs株式会社は、「3次元データで建設業を変革する」というミッションを掲げており、業界の効率化に向けたクラウドシステムを提供するスタートアップ企業です。主に3次元配筋検査システム「Modely」や「Hatsuly」を開発・提供しており、フィリピンを含む国際市場での成長を目指しています。

【会社情報】
社名: DataLabs株式会社
所在地: 東京都中央区日本橋小舟町8-6
設立: 2020年7月
代表: 代表取締役田尻 大介
URL: DataLabs公式サイト

このようにしてDataLabsはフィリピン及びASEAN地域における建設の未来を見据え、革新的な技術によって地域社会の発展に貢献していきます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
DataLabs株式会社
住所
中央区日本橋小舟町8-6 
電話番号
03-6810-8520

関連リンク

サードペディア百科事典: フィリピン 土木学会 DataLabs

Wiki3: フィリピン 土木学会 DataLabs

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。