食品自動機械の最前線を体験
株式会社コバードが、2024年9月18日から20日の間にインテックス大阪で行われる「第16回 ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPAN in 関西 2024」に出展します。この展示会は、東京で人気の「ホテル・レストラン・ショー」と、「FOODEX JAPAN」が関西で同時に開催されるもので、今後の成長が期待される市場でのビジネス機会を創出するものです。
関西市場の期待と課題
近年、関西地域の訪日外国人旅行消費額は5.3兆円と過去最高を記録しましたが、一方で宿泊や外食業界においては人手不足が深刻な問題となっています。多くの食品製造会社が人手不足を感じており、その影響は従業員の働きに直結しています。先進的な自動化技術の導入が求められている今、コバードは新たな解決策を打ち出しています。
コバードの技術革新
創業から130年の歴史を持つコバードは、和菓子や洋菓子の自動包あん成形機、パン用包成機といった革新性の高い商品を展開しています。これらの製品は、多数の特許を取得しており、精密さと高品質を両立させたものとなっています。展示会では、特に自動化による生産性向上と品質維持を実現する最新技術が披露され、来場者に向けてデモンストレーションも行われます。
展示商品の見どころ
コバードが展示する主力商品には、いくつかの注目すべき機械があります。まず、「ロボセブンAR881」は、和菓子、洋菓子、惣菜、パン、冷凍食品に対応した包あん成形機で、質の高い商品を自動的に包むことができます。また、「マジックハンドスマート」は、発酵生地の包成に適した巧妙な設計を有し、手作業に近い精度での製品制作が可能です。さらに、超音波技術を用いた「超音波マルチカッター」は、切れ味が良く、粘着物が付着しにくいことが特長です。
来場者へのメッセージ
展示会では、各機械のデモンストレーションに加え、試食用のサンプルが用意される予定です。また、8月27日には本社にて実演会が予定されており、実際の製造プロセスを通して導入を考える顧客が直接体験し、評価できる場を設けています。コバードの技術や製品に興味がある方は、ぜひ足を運んでみてください。
株式会社コバードの歴史と未来
1874年(明治27年)に福井県で創業したコバードは、地元福井の伝統の和菓子作りから始まりました。現在では職人の技術を再現する自動機械の開発に注力し、受賞歴も多数。今後も、技術革新を通じて日本の食文化の発展に寄与し続けることを目指しています。
会社概要
- - 社名:株式会社コバード
- - 所在地:福井県坂井市春江町藤鷲塚36
- - 食品工業自動機械製造・販売
- - HP:コバード公式サイト