公益社団法人SSPは、埼玉県上尾市にて「ファインモータースクール上尾校」でのパラモトライダー体験走行会を成功裏に終えました。本イベントは、障がいのあるライダーがオートバイに乗る喜びを再発見する素晴らしい機会となりました。
この日の気象条件も申し分なく、参加者の体調も万全な中で進行された走行会では、特に視覚障がいを持つ2名のライダーが参加しました。彼らにとって、久々のオートバイ体験は笑顔と共に、感情がこみ上げる瞬間でもありました。経験はそれぞれ初めて、もしくは2度目であったため、まずはライディング技術の確認から始め、徐々に自信を持った走行につなげていきました。
参加者たちは、自らの限界を少しずつ超え、オートバイのスピードを楽しむ姿を見せていました。特に、初めてオートバイに乗ることができた喜びは、彼らの表情からも伺うことができ、目の前で展開される光景は感動的そのものでした。参加者たちの満面の笑みが印象的で、彼らの心に刻まれる忘れられない一日となりました。
この体験会は、SSP主催の「SSPライト」や「やるぜ!箱根ターンパイク」などに続くもので、2023年6月以来の久しぶりの開催でした。SSPは、特に障がいを持つ方々がいかにオートバイと関わっていけるかを重要視しており、今後のステップアップを意識したプログラム構成を行っています。
次回のパラモトライダー体験走行会は、12月22日(月)に神奈川県座間市の都南自動車教習所にて予定されています。また、当社は12月13日(土)に茨城県の境町文化村体育館で開催される「境町福祉フェス2025」にも参加予定です。このようなイベントを通じて、オートバイを通したつながりを大切にし、さらなる活動を展開していきたいと考えております。
障がい者のライダーたちにとって、このような機会と支援が自己実現につながることを願ってやみません。SSPは、これからもすべてのライダーが安心してオートバイを楽しめるよう、さまざまな取り組みを進めてまいります。