雨天時の歩行、危険度高まる！1割以上が交通事故経験、専門家への相談も検討すべき

雨天時の歩行、危険信号！1割以上が交通事故経験、専門家への相談も検討すべき

「ベンナビ交通事故」が実施した調査によると、18歳以上の男女3,000人のうち、14.7%が雨天時に自身または家族が交通事故に巻き込まれた経験があると回答しました。

調査では、雨天時の歩行中に危険を感じるかという質問に対して、61.8%が「ある」と回答。さらに、事故経験者の約4割が、示談や治療・リハビリなどの事後処理においてトラブルを経験していることも明らかになりました。

雨天時歩行の危険性と事故経験

調査結果から、雨天時の歩行は思っている以上に危険であることがわかります。路面が濡れて滑りやすくなるだけでなく、視界不良や車道の自転車・軽車両の不安定化など、さまざまな危険要因が存在します。

1割以上の人が雨天時に交通事故を経験しているという事実は、決して無視できない現実です。

事故後の対応、専門家への相談を検討すべき

調査では、交通事故被害に遭った際の対応について、35.8%しか「知っている」と回答していませんでした。また、事故時の情報として「事故後に取るべき対応」を希望する声が最も多く、対応に関する認知不足が浮き彫りになっています。

さらに、事故経験者の半数以上が自分の保険会社に相談している一方で、弁護士に相談した人はわずか1割強にとどまりました。

交通事故は、状況によっては命やその後の生活に関わる重大な問題です。事故に巻き込まれた場合は、適切な対応を理解し、必要があれば専門家へ相談することが重要です。

雨天時の安全対策と専門家への相談

雨天時の歩行は、普段以上に注意が必要です。足元だけでなく前方にも注意を払い、スマートフォンを操作したり、傘をさしながら急いで歩いたりしないようにしましょう。

万が一、交通事故に遭ってしまった場合は、冷静に状況を把握し、適切な対応を心がけてください。

事故後の対応に不安がある場合は、弁護士や日弁連交通事故相談センターなどの専門機関に相談することも検討しましょう。

「ベンナビ交通事故」では、今後もこのような調査を通じて、交通事故に遭われた方が安心して生活できる社会の実現を目指していきます。