ビーツ、L Media Groupと戦略的提携を締結
株式会社ビーツ(本社: 大阪市中央区)が、ファッションとビューティー業界のトレンドを発信する米国の専門メディア「Oui Speak Fashion(OSF)」を運営するL Media Group LLCとの業務提携を発表しました。本提携を通じて、ビーツの収集した海外展示会の最新情報が、より多くの日本企業に届けられることになります。
提携の背景
ビーツは、リテール領域での顧客体験を向上させるため、グローバルなブランドの動向や体験設計に関するインサイトを継続的に収集してきました。これにより、2024年からは海外展示会や空間デザイントレンドを基にしたレポートを制作し、日本のマーケティング施策や店舗デザインに役立てる計画が始まります。
業務提携の内容
今回の提携により、L Media Groupが主催するOSFは、海外展示会に関する各種手続きを担当し、ビーツは現地の最新情報やブランドの取り組みを元にしたレポートを制作してほか、OSFへの寄稿や情報発信を行います。この新たな連携により、海外展示会を起点としたトレンド情報を国内の読者に向けて提供することが可能となります。
今後の展望
ビーツとOSFの提携により、展示会レポートだけでなく、ブランド戦略や店舗事例、リテールテックなどの情報を多角的に展開していく計画も見込まれています。特に「リアル×デジタル」の視点を持つビーツの強みが活かされることで、日本企業のマーケティングやブランド体験の向上に寄与できる情報が発信される見込みです。
OSFの特徴とビーツの役割
Oui Speak Fashionは、ファッションやビューティビジネスの国際的な情報を発信するニューヨーク発のメディアです。読者層は業界のプロフェッショナルや意思決定者、インフルエンサーに広がっており、世界中のファッションウィークや業界のトレンドをカバーしています。
ビーツは、スペースデザインと店舗デジタルソリューションの最適化を専門とするマーケティング企業であり、独自の情報収集能力とネットワークを活かして、OSFに貢献します。この提携によって、国内市場におけるビーツの存在感と影響力が一層強まるでしょう。
インタビュー: L Media Groupの美輝エルメ・モリタ氏
「現在のグローバル化が進展する市場において、日本の読者が世界の動向を迅速に把握できるプラットフォームとして、OSFのミッションを強化していきたいです。この提携により、国内企業の意思決定に寄与する情報を、タイムリーかつ立体的に扱うことが可能になると信じています。」と、L Media Groupの創業者兼グローバル編集長である美輝エルメ・モリタ氏はコメントしています。
インタビュー: ビーツの柏木社長
ビーツの代表取締役社長、柏木又浩氏は「2026年に日本のブランドとリテールがグローバルに展開する際に、海外情報の配信が不可欠です。そのため、L Media Groupとの提携を通じて、日本企業のグローバル展開をさらに支持していきたいと考えています。」と述べています。彼の言葉は、ビーツの使命と今後の展望が明確に掲げられています。
まとめ
ビーツとL Media Groupの提携は、ファッションとビューティー業界における情報発信を加速させ、日本企業がグローバル市場で成功するための強力なサポートになることでしょう。今後の展開から目が離せません。