白馬で国内ワーホリ体験！学びと出会いの場を提供する新サービス

白馬で国際的な経験を得る「ワーホリ＠LOCAL HAKUBA」

長野県の美しい白馬村で、国内大学生が海外のワーキングホリデー気分を味わえる新しいサービス「ワーホリ＠LOCAL HAKUBA」が始まりました。このプロジェクトは、しくみ株式会社と、多国籍料理を提供するレストラン「Trattoria Liberta」、そして民宿「雪の荘」の共同企画として行われています。

背景と目的

日本におけるワーキングホリデーは、一般的に海外での就労を経て、異文化体験を得る機会とされています。しかし、昨今の円安や国際情勢の影響で、海外渡航費が高騰し、さまざまなリスクが伴うため、大学生や社会人が海外でのワーキングホリデーを希望しても実現が難しい状況が続いていました。
そんな中、白馬村では、冬季に外国人観光客が増加し、宿泊施設では人材確保が急務となっています。この国内の状況を背景に「ワーホリ＠LOCAL HAKUBA」は誕生し、大学生が国内にいながら海外に滞在しているような体験を提供することを目的としています。

多様な経験を通じた成長

このプログラムでは、参加する大学生が「古民家ホテル結 YUWAI」や「Trattoria Liberta」、さらには「雪の荘」のスタッフとして働きながら、多様な文化に触れることができます。外国からのワーカーとの共働を通じて語学力を高めたり、業務を遂行するなかで自主性や積極性を育むことが期待されています。実際、参加者からは「日本にこんなに多国籍な人たちがいるとは知らなかった」「英語を話すハードルが下がった」といった感想が寄せられています。

学びの場としての白馬村

白馬村は、大学がないため、地元の子どもたちは大学生と触れ合う機会がほとんどありません。この問題を克服するため、しくみ株式会社は地元の大学生を呼び込む取り組みも行っています。毎年夏にはサマースクールやイベントを開催し、子どもたちに大学生を身近に感じてもらえるよう努めています。

充実した宿泊施設とサポート

プログラム参加者は、古民家ホテルの施設内にある専用ルームに宿泊し、宿泊者への対応やレストランの業務を体験します。清掃や料理の手伝いを通じて、ホスピタリティの大切さや業務の効率を実感します。さらに、参加者たちは協力しながら宿泊施設の管理や運営を学ぶ機会も得られます。

冬の白馬村の美しい風景を眺めながら、仲間たちと共に切磋琢磨し、自己成長を促進するこのプログラム。今後もさまざまな大学生が参加し、国際的な経験を楽しむことが期待されています。