OTC販売機の実証
2025-03-19 12:45:37

OTC販売機による新たな医薬品販売実証が始まる!

OTC販売機を用いた医薬品の新時代



大正製薬株式会社が、ショッピングモールに設置されたOTC販売機を使用し、第2回目の一般用医薬品の販売実証を2025年3月下旬から開始することを発表しました。今回の実証は、IoT技術を活用した新タイプの自動販売機を介して行われ、健康維持を目的とした新たなサービス提供の一環として位置づけられています。

実証計画の概要


大正製薬は、厚生労働大臣及び経済産業大臣から認定を受けた実証計画に基づき、OTC販売機を通じて第1類医薬品を含む多様な医薬品を提供することを目指しています。これは、新技術等実証制度を利用したもので、医薬品の販売方法を革新する期待が寄せられています。

このOTC販売機に新たに受話器が取り付けられることで、資格を持つ薬剤師とのリアルタイムでの相談が可能になり、使用者は商品の情報を得ながら安心して購入を行うことができる仕組みが整えられました。医薬品の選択肢には、新型コロナウイルス抗原検査キットやリアップシリーズといった第1類医薬品に加え、かぜ薬の『パブロン』シリーズ、解熱鎮痛薬の『ナロン』シリーズ、アレルギー専用鼻炎薬の『クラリチン』など、多岐にわたる商品がラインアップされています。

利用方法の流れ


OTC販売機の利用は以下の流れで進められます。
1. タッチパネルで実証への参加に同意。
2. 自身の症状を選んで商品を選択。
3. 効能や用法・用量を確認し、購入時チェックシートに回答。
4. 商品に関する相談は画面と受話器を使って薬剤師とビデオ通話。
5. 薬剤師が様子や回答内容を確認し、販売を許可。
6. 決済後に商品を取り出す。

この導入により、従来の医薬品購入方法からの進化が期待されており、薬局に行く時間がない人々や、手軽に必要な薬を購入したい人々にとって、大きな助けとなるでしょう。

健康社会への貢献


大正製薬は、自社の医薬品をより身近に提供することを目的とし、一般用医薬品市場でのリーディングカンパニーとしての役割を果たしています。患者や利用者が自らの健康管理を行うセルフメディケーションの普及促進、さらには医療費削減へも貢献することが求められています。

実証の詳細


  • - 設置場所: グリナ―ド永山(東京都多摩市永山1-4、京王永山駅・小田急永山駅から徒歩約1分)
  • - 実証期間: 2025年3月下旬から約3カ月
  • - 販売時間: 午前10時から午後8時まで(龍生堂永山店の営業時間に準ずる)
  • - 取扱商品: 第1類から第3類医薬品および医薬部外品

今回の実証が成功すれば、OTC販売機を核とした新しい医薬品販売方法が定着する可能性が高まり、医療のアクセス向上と国民の健康促進に寄与するでしょう。医薬品のデジタル化が進む現代において、この取り組みは一つの重要なステップとなることでしょう。

会社情報

会社名
大正製薬
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電話番号

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