株式会社ニッポンダイナミックシステムズが提供する『ez-PCLogger』とフリー株式会社が提供する『freee人事労務』のサービス間 API連携が大幅に拡張されることが発表されました。この拡張により、PCログと打刻データを突合し、乖離を確認する機能が新たに提供されることになります。この新機能は2026年2月2日より利用可能となります。
変わる労務管理の風景
働き方の多様化やリモートワークの普及が進む中で、労務管理における自己申告の勤怠データだけでは実態を把握するのが難しくなっています。そのため、客観的な記録であるPCログの重要性が高まっています。特に、IPO(新規株式公開)審査の厳格化に伴い、企業は実態に合った労働時間の正確な把握を求められるようになっています。
従来の認識では、打刻後に残業を行ったり、休日に働く場合の「隠れ労働」がPCログと打刻内容の矛盾から明るみに出ることもあります。このような状況は監査の現場でも厳しくチェックされており、実態把握の甘さが企業の信頼性に関わってくるため、対策が急務とされています。
新たなAPI連携の意義
API連携の拡張により、企業はPCログを打刻事実とは異なる客観的な記録としてfreee人事労務に取り込むことが可能になります。これを通じて業務の透明性が増し、労務管理体制をIPO審査に適合させることができるようになります。
ez-PCLoggerとは
『ez-PCLogger』は、PCのログオンとログオフの情報を低コストで収集できるツールです。月額88円(税抜)という手ごろな価格で、クラウドおよびオンプレミスのデータ集約サーバの選択が可能です。このツールは、さまざまな勤怠管理システムと連携でき、企業が自己申告にもとづく勤務報告の妥当性をチェックする手助けをします。発売以来130,000ライセンス以上が販売され、多くの企業が利用しています。
freee人事労務について
『freee人事労務』は、勤怠管理から給与計算、さらには年末調整や労務手続きまでを一貫して自動化することができるサービスです。業務を連携させることで、手作業やミスを削減でき、多くの事業所で導入されています。
企業情報
- 代表者: 平山 武司
- 所在地: 東京都世田谷区桜新町2-22-3 NDSビル
- 設立: 1969年
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公式サイト
- 代表者: 佐々木 大輔
- 所在地: 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21F
- 設立: 2012年
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公式サイト
結論
今回のAPI連携拡張は、企業にとって透明性のある労務管理を実現する大きな一歩となるでしょう。新たな機能を活用することで、働き方の変化に対応し、労務管理を一層強化することが期待されます。