アイシティが宇多津町と生まれた新たな一歩
コンタクトレンズ専門の「アイシティ」を運営するHOYA株式会社のアイケアカンパニーが、香川県の綾歌郡宇多津町との間で、新たな協定を締結しました。この協定は、2025年4月17日をもって発効し、使い捨てコンタクトレンズの空ケースの回収に関するものです。
協定の背景
宇多津町は、「元気創造!これからも自立する宇多津」というビジョンのもと、地域の持続可能な発展を目指しています。一方、アイシティの「ecoプロジェクト」は、環境に配慮した循環型社会の構築を目的としており、これらの目的が合致し、協定が成立しました。
具体的な取り組み
この協定により、宇多津町は市民への情報発信や空ケースの回収活動を推進し、住民にプラスチックごみ削減の重要性を啓発します。アイシティ側は、回収ボックスの提供や資源管理を行い、スムーズな回収体制を整える予定です。また、回収場所としては、宇多津町役場や地域の公共施設が指定されています。
アイシティ ecoプロジェクトの理念
「アイシティ ecoプロジェクト」は、使い捨てコンタクトレンズの空ケースがリサイクル可能であることをアピールし、全国のアイシティ店舗および協力する団体に専用ボックスを設置しています。このプロジェクトは、環境保護だけでなく、障がい者の支援や日本アイバンク協会への寄付を通じた社会貢献にも力を入れています。
環境への影響
活動が始まった2010年からの15年間で、全国の協力団体と共に750トン以上の空ケースが回収され、累計で約16万4千円の寄付が日本アイバンク協会に送られました。しかし、依然として年間約4,000トンが適切に処理されずに廃棄されているのが現状です。活動が実を結ぶためには、さらに多くの人々の参加が必要です。
教育と参加を促進
現在、活動には全国で約6,890の団体が参加しており、学校、企業、自治体などの協力が寄せられています。特に学校では3,113校が参加し、子供たちに環境意識を育む機会を提供しています。令和5年3月時点で、回収活動のサポートを行う団体も随時募集中です。
サステナブルな未来へ向けて
アイシティと宇多津町の連携は、地域 주민の環境意識を高め、サステナブルな未来を築く一歩となるでしょう。今後も、より多くの市民や団体と連携し、幅広い社会貢献活動を展開していくことが期待されています。
この協定が地域の発展と環境保護の両立に寄与し、循環型社会の実現につながることを心から願っています。