ミャンマーの学生向けオンライン介護授業「ホップ勉強会」がスタート
株式会社プラス・ピボットが提供する「ホップ勉強会」が、この度全100回の授業を達成しました。この取り組みは、ミャンマーにある「大樹日本語学校」と連携し、オンライン形式で介護職に必要な初任者研修の内容を学ぶプログラムです。日本で介護職に就くことを目指す学生たちに、現役の介護士がリーダーシップを取り、実際の介護現場を基にした授業を行うことで、リアルな学びを提供しています。
「ホップ勉強会」の具体的な内容
この授業は、Zoomを利用したライブ形式で、週5日、月曜日から金曜日の18時30分から30分のコマを2回、合計で30分の授業を行います。介護職の基礎を学ぶことから始まり、全100回にわたって体系的に内容が設定されています。
対象は、大樹日本語学校で特定技能「介護」を希望する学生たちで、授業に参加することによって彼らは日本語の理解を深めながら、介護業務の実態に即した知識を身につけることができます。授業後には質疑応答の時間も設けられており、学生は自身の不安や疑問について質問しやすい環境が整っています。
現場のリアルを伝える講師陣
「ホップ勉強会」の講師はすべて、プラス・ピボットが運営する「+ホップ」に登録された現役介護士です。彼らは実際に介護現場で働く中での体験や、利用者とのコミュニケーション、業務における心構えなど、教科書では得られない実践的な知識を生徒たちに伝えています。このようなリアルな学びが、学生たちにとって大きな自信とモチベーションの向上につながっています。
学生たちの好評と第1期の終了
第1期は2025年3月に開始されて以来、これまで無事に全カリキュラムを完了しました。受講した学生からは、「実際に働く人の話が聞けて不安が減った」「介護に対する理解が深まりモチベーションが上がった」「日本語の専門用語をその場で学べたのが良かった」といった多くの好評の声が寄せられています。
介護施設の採用ニーズに応える人材育成
この取り組みによって、介護施設にとっては安心して受け入れられる人材が育成されるというメリットがあります。受講生は、日本語用語に熟知し、介護の基礎知識を身につけているため、即戦力として活躍が期待できます。また、学習習慣が身に付いているため、教育コストの削減にも寄与する可能性があります。
提携校の募集と今後の展望
現在「ホップ勉強会」は、大樹日本語学校に特化していますが、今後は他の日本語教育機関とも連携してこのプログラムを拡大したいと考えています。特定技能「介護」を希望する学生への実践的な教育機会を増やすことで、日本での就職率向上を図ることも目的です。興味のある教育機関は、ぜひプラス・ピボットに相談してみてください。現地説明会や授業見学の機会も提供しています。
会社概要
- - ZERO2ONEグループ(ゼロトゥワン): ミャンマーで大樹日本語学校を運営し、教育から採用・定着までを支援。
- - 株式会社プラス・ピボット: 介護人材サービス「+ホップ」を提供し、新しい介護業界のスタイルを創出。
プラス・ピボット公式サイト
このプログラムは、ミャンマーの学生が来日する前から必要な知識を途中で学べる貴重な機会として、高い評価を受けています。今後の展開にも期待が寄せられています。