新たなプラットフォーム「HOME i LAND」の登場
住宅業界の変革を期待させるプラットフォーム「HOME i LAND」(以下、HiL)が、本格運用を開始しました。これは、工務店やビルダー、住宅設計士に向けた企画住宅のシェアリングサービスで、多様なライフスタイルに対応した住宅を提供します。月額5万円(税別)で、参加するビルダーは高性能住宅の設計案を選び放題です。
高性能住宅の実現
「HOME i LAND」では、新開発の高性能住宅用パネル「未来パネル」を採用しています。このパネルは、耐震性(等級3)や断熱性(HEAT20 G2)に優れ、ビルダーは自社ブランドとしてこの住宅を施工・販売が可能です。さらに、施工期間を約25%削減することができるため、人件費の大幅な節約も期待されます。
業界の課題解決
現在、住宅業界にはさまざまな課題が存在します。労働力不足により、大工を確保できない状況が続いており、高性能住宅の需要に応えることが困難になっています。こうした問題を解決するために、「HOME i LAND」は設計や施工の効率を向上させることを目指しています。これにより、ビルダーは大きな体制変革をせずとも、安定した利益を得ることが可能になります。
プラットフォームの仕組み
「HOME i LAND」は、ビルダー同士が高性能住宅の設計図や資材を共有できるプラットフォームです。ビルダーは入会金なしで登録でき、月額5万円で何度でも住宅キットを選ぶことができます。また、販路を拡大したい設計士は、審査を経て料金を支払うことで、自らの住宅商品をこのプラットフォームで全国販売可能です。施工が行われるごとにロイヤリティーも発生し、ビルダーには新たな収入源が生まれます。
イノベーションの促進
さらに、「HOME i LAND」は次世代のスマートキーや基本的な免疫を持つ基礎、職人不足を支援するシステムなど革新的なサービスを提供しています。これにより、業界全体のイノベーションが促進されることが期待されています。
「HOME i LAND competition 2019」の開催
プラットフォームの本格運用に伴い、「HOME i LAND competition 2019」が開催されました。このコンペでは、「住宅+β」というテーマで、ユニークなアイデアを募集し、最優秀受賞者にはHiLへの出店権と製品化のプロデュース支援が授与される仕組みです。
事業者向けセミナーの実施
更に、全国のビルダーや設計士を対象にした事業者向けセミナーも順次行われます。参加者はHiLの活用方法を学び、今後のビジネス展開に役立てることができます。具体的な開催スケジュールは、ウェブサイトで確認できます。
企業情報
「HOME i LAND」を運営するのは、ワールドハウジングクラブ株式会社です。東京都に本社を置き、建築資材の開発や販売など幅広い事業を展開しています。住宅業界の課題に対し、具体的な解決策を提供し、新たなビジネスチャンスを創出するために使命感を持って取り組んでいます。
詳細は公式サイトでご確認ください:
HOME i LAND公式サイト