FENNELの人材戦略
2025-11-18 14:44:16

プロeスポーツチームFENNELの会長が語る、世界大会優勝からの人材採用への道筋

プロeスポーツチームFENNELの会長が講演を通じて明かした企業課題解決のヒント



2025年10月29日、大阪北ロータリークラブで行われた講演において、プロeスポーツチーム「FENNEL」の会長、遠藤将也氏が登壇しました。講演のテーマは、「若年層にまつわる企業課題を解決するためのeスポーツ活用ソリューション」。この内容には、企業が直面する若年層の採用や育成に関する課題を解決するための具体的な方法が紹介されました。

講演の背景とFENNELの成り立ち


FENNELは2019年に設立されたプロeスポーツチームで、eスポーツ界で急速に成長しています。会長の遠藤氏は、株式会社ボルテックスでの約10年間の経験を経て、独立してFENNELを創業しました。彼の目標は、eスポーツを通じて若者たちの興味を引き、企業の採用活動に貢献することです。

今回の講演は、大阪北ロータリークラブの会長である中谷庄司朗氏からの紹介を受けて実現し、特に中谷機工株式会社とのスポンサーシップに焦点が当てられました。FENNELは、中谷機工株式会社の協力のもと、2024年および2025年に、eスポーツの世界大会で連続優勝を果たしました。この成功を背景に、企業活動との連携の重要性が強調されました。

資本の力を利用した採用戦略


講演では、スポンサーシップから世界大会優勝を経て、最終的に人材採用へとつなげる一連のロジックが説明されました。特に注目されるのはこの三段階のプロセスで、競技の結果や話題性を、ドキュメンタリーや対談といったコンテンツにすることで、より広く共感を呼び起こし、応募者を引き寄せる仕組みが構築されています。

地方でも可能な母集団形成


さらに、地方企業でもこのモデルを活用し、35名の応募から5名を採用する例も挙げられました。FENNELによるeスポーツ部の設立は、全国規模での母集団形成に寄与することが明らかになっています。これにより、地域や中堅企業も大きな人材プールを形成できることが示されています。

日本におけるeスポーツの可能性


現在、日本では2万人以上の観客を動員するeスポーツ大会が増えており、優勝賞金も1億円を超えることがあります。これにより、eスポーツ業界が若者市場において重要な位置を占めていることが明確になっています。FENNELの持つファンベースも大きく、20代のファンが80%を占めるとされています。これらのデータは、企業がeスポーツを利用した採用や育成に乗り出す価値があることを示唆しています。

eスポーツ業界のトレンドと今後の展望


FENNELチームは、複数のeスポーツタイトルで優れた成績を収めており、その影響力は日々拡大しています。企業向けの講演や勉強会の提供も行っており、さらに多くの企業がeスポーツを活用した新たなビジネスチャンスを探し始めています。

FENNELについてのまとめ


要するに、遠藤氏の講演は、eスポーツが持つポテンシャルを最大限に活用するための戦略を示したものでした。若年層の人材採用を円滑に進めるために、企業がどのようにeスポーツを取り入れ、成功へつなげていくかを一緒に考える必要性を訴えかける非常に有意義な機会でした。今後のFENNELの活躍や、eスポーツのさらなる発展が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社Fennel
住所
東京都渋谷区南平台町16-28Daiwa渋谷スクエアビル6階
電話番号
03-4360-5092

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