次世代デジタル学生証
2025-09-17 15:50:38

Siba Service、次世代デジタル学生証導入の実証実験に参加【大学DX推進】

Siba Service、デジタル学生証の実証実験に参画



株式会社Siba Serviceが2025年8月29日、大阪大学で行われた「大学DXセミナー」において、次世代デジタル学生証の実証試験に参加しました。このセミナーは、国際標準規格「mdoc」を基にしたデジタル学生証の社会実装を目指すものであり、Siba Serviceは実証パートナーとしてその活動に貢献しました。

デジタル学生証「mdoc」とは?



「mdoc」(ISO/IEC18013-5)は、運転免許証や身分証明書をスマートフォンに安全に格納できるよう標準化された国際規格です。特に、米国やオーストラリア、 Europeにおいては、すでに多くの地域で取り入れられています。この技術は、デジタル学生証にも応用可能であり、学生生活の利便性を大きく向上させると期待されています。

Siba Serviceの役割



Siba Serviceは、実証実験において次の重要な役割を果たしました。

1. mdoc Readerの提供
- 同社が独自に開発した「mdoc Reader」を使用して、大学内の各種セキュリティシステムとの連携を行い、入退館時の認証をテストしました。この取り組みにより、学生がデジタル学生証を提示する際の安全性や利便性を向上させています。

2. 相互運用性の検証
- Siba Serviceは、他の大学(神戸常盤大学、放送大学)から発行されたデジタル学生証との読み取りテストも行い、異なるアプリケーション間での実用性を検証しました。これにより、マルチ大学間でのデジタル学生証が使用できる環境を整える一歩となります。

実証の背景と目的



今回の実証に参加した背景には、日本が世界に先駆けて「mdoc」を採用したデジタル学生証を広める意義があります。学生と教育機関がリアルタイムで関連情報を共有し、煩雑な手続きが簡素化されることで、より円滑な学びの環境が実現されることを目指しています。

今後の展望



Siba Serviceは今回の実証から得られたフィードバックをもとに、大学間や産業との連携を進め、セキュリティを確保した基盤技術を提供することに注力します。また、同社はデジタル化を進めることで学習環境の質を高め、社会全体で信頼できる身分証明書の運用が促進される未来を描いています。実証パートナーであるフェリカネットワークス社と共に「学生証プラットフォーム」の構築を進める予定です。

結論



デジタル、そして国際標準規格「mdoc」を採用することで、Siba Serviceは日本の教育の未来を先導する存在となることを目指しています。大学DXの推進は、学生の生活だけでなく、社会全体のデジタル化にも大きな影響を与えるでしょう。今後の進展に期待が寄せられています。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社 SibaService
住所
兵庫県神戸市中央区浜辺通5-1-14 神戸商工貿易センタービル 6F
電話番号
078-600-2948

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。